「小田急5000形電車 (初代)」の版間の差分

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しかし、この時期の小田急では6両固定編成が余剰気味になっている一方<ref name="829-188"/>、4両固定編成が不足気味になっているという状況であった<ref name="829-188"/>。このため、経年の高い5000形を置き換えるべく、5200形の一部を活用することになり<ref name="829-247"/>、2007年度に5255×6・5256×6・5258×6の3編成が4両固定編成に変更され<ref name="829-247"/>、中間車のデハ5205・5206・5208・5305・5306・5308の6両は廃車になった<ref name="829-300">[[#岸上829-2|『鉄道ピクトリアル』通巻829号 p.300]]</ref>。編成の短縮にあたっては制御装置の限流値を変更の上、一部機器の移設が行なわれている<ref name="829-247"/>。これに伴い、時には全て下降窓の車両で揃った5200形の10両編成もみられるようになった<ref name="829-247"/>。その後も3000形と4000形の導入により廃車が進められ、[[2009年]]11月時点では4両固定編成・6両固定編成を合計しても66両にまで減少した<ref name="829-188"/>。
 
[[2011年]]1月30日限りで6両固定編成の運行は全て終了することになり<ref name="RJ534-144">[[#RJ534|『鉄道ジャーナル』通巻534号 p.144]]</ref>、同年1月29日と30日には『5000形10両さよなら運行』と題した一般公募の[[団体専用列車]]が[[新宿駅|新宿]]から[[唐木田駅|唐木田]]まで運行され<ref name="RJ534-144"/>、[[小田急電鉄の車両検修施設#喜多見検車区唐木田出張所|喜多見検車区唐木田出張所]](唐木田車庫)では撮影会も実施された<ref name="RJ534-144"/>。その後も5200形を含む4両固定編成については、他形式の6両固定編成と併結して[[小田急小田原線#快速急行|快速急行]]・[[小田急小田原線#急行|急行]]といった[[優等列車]]を中心に引き続き運行が継続されている<ref name="RJ534-144"/>。しかし廃車も進められており、2011年10月時点では5000形・5200形とも各1編成ずつの合計8両が運用されていた<ref name="12-98">[[#tech12|『鉄道のテクロノジー』通巻12号 p.98]]</ref>。このうち、5255×4は[[2012年]]1月8日に営業運転を終了した<ref name="railfjp120111">{{Cite web|date=2012-01-11|url=http://railf.jp/news/2012/01/11/100000.html|title=小田急5000形5255編成が運用離脱|work=『[[鉄道ファン (雑誌)|鉄道ファン]]』railf.jp 鉄道ニュース|publisher=[[交友社]]|accessdate=2012-01-11}}</ref> 。残る5063×4についてもダイヤ改正前日の同年[[3月16日]]をもって運用を終了する予定で<ref name="oer20111216">{{cite press release|author=|date=2011-12-16|url=http://www.odakyu.jp/program/info/data.info/6813_2421858_.pdf|title=2012年3月17日(土) ダイヤ改正を実施します。|publisher=[[小田急電鉄]]|language=日本語|accessdate=2011-12-16|quote=3.車両の引退について}}</ref><ref name="railfjp120111"/>、5000形は全編成が運用を終了した。なお2012年2月16日以降から運用終了までは車体に「『ラストラン』ステッカー」が掲出されてい<ref name="546-147">[[#RJ546|『鉄道ジャーナル』通巻546号 p.147]]</ref>。
 
== 編成表 ==