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『'''懐風藻'''』('''かいふうそう''')は、現存する最古の[[日本]][[漢詩]]集。
 
== 概要 ==
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古代日本で漢詩が作られ始めるのは、当然大陸文化に連なろうとする律令国家へ歩みが反映されている。『懐風藻』の序文によれば、近江朝の安定した[[政治]]による[[平和]]が詩文の発達を促し、多くの作品を生んだという。
 
なお、『懐風藻』には『[[万葉集]]』に歌のない[[藤原不比等]]の漢詩が収められており、[[大伴家持]]は、『万葉集』に漢詩を残すものの、『懐風藻』には作品がない。大伴家持の「族をさとす歌」は、天平勝宝8歳に、淡海三船の讒言によって[[大伴古慈悲]]が出雲守を解任された時に詠まれたものである。
 
== 作者 ==