「チュ・クオック・グー」の版間の差分

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== 発明と普及歴史 ==
[[画像:L-2360-a 0008 1 t24-C-R0072.jpg|thumb|[[アレクサンドル・ドゥ・ロード]]が作成した、ベトナム語のローマ字表記の辞書。クオック・グーの原型となった。]]
[[画像:1938 Vietnamese Birth Certificate in Nôm.jpg|thumb|フランス語や、儒教の言葉をクオック・グーおよび漢喃文で記した文書。1938年、アメリカで発行。]]
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またクオック・グーは中国の[[ピンイン]]や[[注音字母]]と違い、正式な文字として採用されたため、それまで多くの著作を著すのに使用されてきた[[チュノム]]表記越南語や漢文を破滅に追いやったという側面もある。これも、クオック・グーはキリスト教徒や植民地権力が、越南の儒教や仏教、そして越南の文明を、フランス文明、キリスト教、西ヨーロッパ文明へと置き換えるために、漢字漢文の素養を破壊する道具として利用したことに起因する。
 
== 参考文献 ==
*村田雄二郎、C・ラマール編『漢字圏の近代 ことばと国家』東京大学出版会, 2005年
 
== 関連項目 ==