「うっかり八兵衛」の版間の差分

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義賊の頃からの師弟関係により弥七を「親分」と呼んで慕っている。当初弥七は迷惑がっていたが、時間が経つに連れて満更悪くも思っていない様子に。一行の中で唯一の普通の町人で、町人の視点から物事を見られる点が光圀には気に入られており、特に[[東野英治郎]]が光圀を演じた[[水戸黄門 (東野英治郎)#第13部|第13部]]までにそのことを示す描写が多い。
 
町人の出身であるため[[名字]]はなく、軽口を叩いて反省する際に発する口癖の「'''こいつはうっかりだ'''」から「うっかり八兵衛」と呼ばれている。役回りは一貫して[[喜劇#メディ映画ミックリリーフ|コメディリリーフ]]で、殺伐とした内容になることも多い話を和ませる役割を持つ。事件の解決に貢献することは稀だが、行く先々の特産である食物や酒の知識で右に出る者はなく、話の冒頭で立ち寄る場所の名物について講釈を始めるのが定番となっている。その分食材を見る目は肥えており、一行が野宿を強いられた際には山菜取りで野草の良し悪しを判別したりと貢献した。好物は[[団子]]で、道中に疲れ果てた所で[[茶屋]]を見つけては団子を食べるために寄り道をしたがるが、時々食べすぎで腹を壊すことがある。
また、道中で度々舞台となる土地の民謡を口ずさむことも多い。