「ピート・ロバーツ」の版間の差分

| 出身地 = {{GBR}}・<br />[[ウェスト・ミッドランカシャズ|ウェスト・ミッドランズ州]][[バーミンガム]]

| デビュー = [[1959年]]

'''ピート・ロバーツ'''（'''Pete Roberts'''、[[1946年]]<ref name="cage">{{cite web|url=http://www.cagematch.de/?id=2&nr=8632&gimmick=Pete+Roberts|title=Wrestler Datenbank: Pete Roberts|accessdate=2011-08-26|publisher=Cagematch - The Internet Wrestling Database.net}}</ref> - ）は、[[イギリス]]・の元[[プロレスラー]]。[[ウェスト・ミッドランカシャズ|ウェスト・ミッドランズ州]][[バーミンガム]]出身の元<ref name="gs23">『Gスピリッツ Vol.23』P72（2012年、[[辰巳出版]]、ISBN 4777810054）</ref>。生年は[[1943年]]ともされる<ref name="njpw">『新日本プロレスラ 来日外国人選手 PERFECTカタログ』P32（2002年、[[日本スポーツ出版社]]）</ref>。

スネーク・ピット（蛇の穴）の異名で知られる[[ビリー・ライレージム|ビリー・ライレー・ジム]]の出前身は柔道家であり、技巧派の職人レスラーとして日本マットでも実績を残した。

[[1943年]]生まれとするプロフィールでは、13歳で[[ビリー・ライレージム|ビリー・ライレー・ジム]]に入門し、[[1959年]]にプロレスラーとしてデビューしたとされている<ref name="新日本カタログnjpw">『新日本プロレス 来日外国人選手 PERFECTカタログ』P32（2002年、[[日本スポーツ出版社]]）</ref>。[[柔道]]の有段者であったことから、'''ジュードー・ピート・ロバーツ'''（'''"Judo" Pete Roberts'''）を[[リングネーム]]に活動、。英国のジョイント・プロモーションズでは[[マーク・ロコ]]や[[トニー・セント・クレアー]]と対戦した<ref name="cage"/>。旧[[西ドイツ]]や[[オーストリア]]にも遠征し、各地のトーナメントに参戦。[[1978年]]11月には[[オランダ]]の[[ロッテルダム]]にて[[ローラン・ボック]]とも対戦している<ref name="cage"/>。

日本には[[1974年]]1月、[[新日本プロレス]]に初来日。その後も新日本の常連外国人選手となり、[[1977年]]1月の来日では新日本マットに初登場した[[スタン・ハンセン]]と意気投合、以降ハンセンとは公私に渡り友人関係を築いた<ref>スタン・ハンセン著『魂のラリアット』P160（2000年、[[双葉社]]、ISBN 4575291080）</ref>。新日本では[[藤波辰爾|藤波辰巳]]や[[佐山聡|初代タイガーマスク]]と好勝負を展開、[[1980年]]8月には[[田園コロシアム]]にて[[木村健悟|木村健吾]]の[[NWA (プロレス)|NWA]][[世界ジュニアヘビー級王座#インターナショナル・ジュニアヘビー級王座|インターナショナル・ジュニアヘビー級王座]]に挑戦した。

[[1984年]]11月、シューティング路線を打ち出していた第1次[[UWF]]に登場。UWFには翌[[1985年]]5月にも来日し、[[藤原喜明]]らを相手に蛇の穴仕込みの[[キャッチ・アズ・キャッチ・キャン|ランカシャー・スタイル・]]のレスリング]]を披露した。この間、英国では1984年12月にマーティン・ジョーンズから世界ミッドヘビー級王座を奪取している<ref name="BEST 1000">『THE WRESTLER BEST 1000』P240（1996年、日本スポーツ出版社）</ref>。

[[1986年]]7月からは、親友スタン・ハンセンの仲介で[[全日本プロレス]]に参戦。[[渕正信]]の[[世界ジュニアヘビー級王座]]に3度挑戦し、[[三沢光晴|2代目タイガーマスク]]や[[ジャパンプロレス]]の[[ヒロ斎藤]]とも好試合を行った。選手としての最後の来日は[[19921993年]]107月の創立20周年ジャイ『サマー・アクショント・シリーズ』。[[2001年]]1月には、[[東京ドーム]]で行われたハンセンの引退セレモニーへの出席で久々の来日を果たした。