「古書店」の版間の差分

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[[ファイル:Unisuga Shoten 001.JPG|thumb|200px150px|古書店の例([[宇仁菅書店]]、[[兵庫県]][[神戸市]][[灘区]])]]
[[画像:Kanda-Jimboucho Book Town.jpg|thumb|200px|right|[[靖国通り]]の南側に軒を連ねる[[神田古書店街]](東京都千代田区神田神保町)]]
[[ファイル:Unisuga Shoten 001.JPG|thumb|200px|古書店の例([[宇仁菅書店]]、[[兵庫県]][[神戸市]][[灘区]])]]
'''古書店'''(こしょてん)は、[[古書]]を取り扱う[[書店]]。[[古物商]]の一形態で、'''古本屋'''(ふるほんや)とも呼ばれる。[[ブックオフコーポレーション|ブックオフ]]等のような[[新古書店]]も古書店の一形態だが、この項目では伝統的な古書店を中心に扱う。
 
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「古書店」「古本屋」の区別は流動的で厳密な定義は不可能であるが、本の中で、骨董的価値、歴史的希少性があるものを「古書」、新品に比べ格安ものを「古本」と呼ぶ傾向にある。また、古本用語では数十年以上の時を経た古い本や専門書を「黒っぽい本」、最近出た小説や漫画などは「白っぽい本」と呼び、これらを取り扱う古本屋・古書店はいずれかの方向に偏ることが多い。
 
[[ファイル:Used bookstore in Jinbōchō 003.jpg|thumb|120px|left|古書店の店内(松雲堂書店、東京都千代田区[[神田神保町]])]]
都市部には各所に古書店が密集するところがあり、[[古書店街]]を形成している。とりわけ、[[東京都]][[千代田区]]の神保町(正式の行政地名は[[神田神保町]]、最寄り駅は[[都営地下鉄新宿線]]・[[都営地下鉄三田線|三田線]]・[[東京地下鉄半蔵門線|東京メトロ半蔵門線]]「[[神保町駅]]」)は、歴史的に古書店が並び、[[世界一の一覧|世界一]]の古書店の街である。[[太平洋戦争]]時、神保町の古書が焼けることは、文化的歴史的に大きすぎる損失だとして、[[アメリカ合衆国軍|アメリカ軍]]が[[空襲]]を避けたという俗説があるほどである。他に[[東京大学]]付近の本郷通り沿い(本郷古書店街)、[[高田馬場]]から[[早稲田]]に至る通り(早稲田古書店街)が、東京では知られた[[古書店街]]になる。京都では今出川通周辺に20軒程度、河原町通五条から丸太町にかけて30軒程度の古書店が密集している。また、大阪では[[梅田]]の[[阪急かっぱ横丁]]と併設の[[阪急古書のまち]]が東京ほどの規模ではないものの古書店街を形成している。
 
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ここ20年ほどで大規模なチェーン店が出現し、それまで古書店が無かった地区にも開店しているが、多くの古書店は[[零細企業]]で、家族経営の店も多い。また、従業員は、チェーン店では学生のアルバイトが多い。それに対し、個人経営の古書店では将来経営者となることを目指した[[弟子]]的な従業員が多い。
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==関連項目==