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;[[銃創]](じゅうそう) :銃器の弾丸や火薬による創。射創(しゃそう)とも。貫通射創、盲管射創、反跳射創、擦過射創などの種類がある。また、距離による分類では接射創、準接射創、近射創、遠射創と区別される。近距離からの銃創は、弾丸の入口に星型のような破裂や火薬の付着があり、出口には不整形な破裂があることが多い。遠距離からの銃創は、弾丸の入口は円形で小さく、出口の方が大きく不整形なことが多い。
;[[爆傷]]: 爆発による損傷。ただし、爆傷は熱傷や衝撃による内部的損傷を伴う。殺傷用の[[爆発物]]による損傷であれば、多発性の銃創の病態も呈する。
;[[刺創]](しそう) :刺し傷(さしきず)。細長い鋭器で突き刺した損傷で、創口に比して創が深いのが特徴。外見からは内部の損傷程度を推し量ることが難しく(内部臓器へ達しているか?[[腹腔内出血#血管損傷|血管損傷]]があるか?等)注意を要する。創断面が小さいため、一般に治癒は良好。[[ピアス]]もこの一部に分類できる
;[[杙創]](よくそう):刺創以外で、鈍的な物体が人体を貫通する傷。
;[[咬創]](こうそう) :動物にかまれた損傷。咬傷(こうしょう)とも。刺創と同様に創が深いが、創面は刺創ほど滑らかではなく、一般的に治癒しにくい。動物の牙には多くの[[病原菌]]が付着しているため、組織深部まで病原菌が侵入し、高確率で創[[感染]]を発症する。感染制御のため一期的に縫合せず開放創とすることが多い。また一部の[[ヘビ]]や[[ムカデ]]など毒牙を持つものでは毒素に対する治療も必要になる。