「龍生派」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
1行目:
'''龍生派'''(りゅうせいは)は[[華道]](いけばな)の流派のひとつ。現家元は、三代目となる[[吉村華泉]](よしむらかせん)。
 
明治19年(1886)に、初代家元[[吉村華芸]](かうん)が創流した。20062011年で創流120125周年を迎えている。
法人組織として、一般社団法人龍生華道会(2012年に社団法人から一般社団法人に移行)を中核に置き、各地での活動は全国に54(海外はポートランド(アメリカ)に支部あり)の支部と11の東京禁煙の地区組織が中心となって行っている。
 
==創流の由来==
16行目:
現家元・[[吉村華泉]]は、「ひと枝、ひと茎の植物が持っている個性を捉えて活かしていく」という考えを「[[植物の貌]](かお)」と名付けて積極的に提唱し、龍生派のいけばなの根底を成すものとしている。
 
==次代に向けて==
1996年、創流110周年を迎えた折に、次代を担う役割として副家元職に[[吉村華洲]](かしゅう)が就任。吉村華洲は、2004年には「縄文コンテンポラリーアート展」(船橋市飛ノ台史跡公園博物館)に出品、同年仙台メディアテークにて大規模な個展『リンゴの唄』を開催。2006年に越後妻有で開催された[[大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ]]の[[小白倉いけばな美術館]]に出品し、古民家へのインスタレーションを行った。2009年「吉村華洲展 継がれ継ぐ」(富山・アートスペースvega)。建築家から転身した出自を感じさせる空間把握と、流派の方法論「植物の貌」に基づく植物の微細な表情を捉えての表現で、小品から大作まで幅広い創作を展開している。ジャズバンド[[渋さ知らズ]]や舞踏集団[[大豆鼓ファーム]]、演劇団体[[風煉ダンス]]などとのコラボレーションでの舞台美術を手がけるなどの活動もある。
 
23行目:
同 英語版 http://www.ryuseiha.net/english/<br>
同 モバイル版 http://www.ryuseiha.net/i/<br>
facebook page https://www.facebook.com/ikebana.ryuseiha/
[[Category:華道流派|りゅうせいは]]