「ルー (食品)」の版間の差分

'''ルー'''（'''roux''')とは、[[小麦粉]]を[[サラダ油|サラダオイル]]や[[バター]]などの[[油脂#食用油脂|食用油脂]]で炒めて<ref>カレー用のルーは焦げるまで調理する場合もある。</ref>調理したもの。「'''ルウ'''」とも表記する（品名の表記にでは「ルウ」を用いると表記）。

伝統的な[[フランス料理]]の基本ソースのうち、[[ベシャメルソース]]、[[ヴルーテソース]]、[[エスパニョールソース]]のとろみづけに使われ用する。[[デンプン]]がα化されてし、各種[[ソース (調味料)|ソース]]や[[カレー]]、[[シチュー]]などの料理のとろみを出す。

[[バター]]を鍋で熱して溶かし、[[小麦粉]]を加える。小麦粉がバターとまんべんなく混ざるようにかき混ぜ、熱の通っていない小麦粉がなくなったら、好みの色味がつくまで加熱する。加熱時間の長さの調節次第で、白に近いものから色の濃いものまで作ることができる。このようにしてとろみと香りのついたルーが出来でき上がる。

白いホワイト・ルーと焦げ色をつけたブラウン・ルーがあり、料理によって使い分けられる。前者は最終加熱温度が摂氏120度120℃前後なのに対して、後者は160～180度160～180℃に達する。

#焙煎した小麦、食用油脂、調味料とスープをあわせて加熱する。

#水分を飛ばしペースト状になったソースを容器にいれ石けん状に成形、もしくはフレーク状に加工する。

#冷却し、パッケージに梱包する。