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[[ファイル:Jean-Baptiste Siméon Chardin 003.jpg|thumb|200px|right|『食前の祈り』(1740) ルーヴル美術館]]
'''ジャン・シメオン・シャルダン'''('''Jean-Baptiste Siméon Chardin''', [[1699年]][[11月2日]] - [[1779年]][[12月6日]])は、[[ロココ]]時代の[[フランス]]の[[画家]]。
 
[[18世紀]]を目前にした[[1699年]]パリに生まれ、[[フランス革命]]前夜の[[1779年]]、同じくパリで没した。ロココ美術全盛の18世紀フランスを生き抜いた画家であるが、その作風は甘美で享楽的なロココ様式とは一線を画し、穏やかな画風で中産階級のつつましい生活や静物画を描き続けた。
 
シャルダンは、初期の静物画『赤エイのある静物』でアカデミーに認められた。軽薄で享楽的なロココ芸術には批判的だった「百科全書派」の[[ディドロ]]でさえ、著書のなかでシャルダンを絶賛していた。
 
シャルダンの絵画は、その日常的・現実的な題材、静物画にみられる真に迫った写実表現などに、[[オランダ黄金時代の絵画|17世紀オランダ絵画]]の影響が顕著に見られる。それとともに、その造形感覚や光と影の描写は、同時代の画家のなかでもきわだった近代性を示しており、後の印象派に通じるものがある。
 
晩年の1775年の年記のある、パステルで描かれた自画像([[ルーヴル美術館]]蔵)もよく知られている。日除け帽を被り、丸眼鏡を掛けた老画家の自画像には、絵画一筋に生きてきた画家の実直な風貌がよく表されている。
 
== 生涯 ==
[[18世紀]]を目前にした[[1699年]]パリに生まれ、[[フランス革命]]前夜の[[1779年]]、同じくパリで没した。
 
[[パリ]]で家具職人の父親のもとに生まれ、生涯のほとんどをパリで暮らした。1757年までパリ6区の[[サン=シュルピス教会]]近くに住み、その後は[[ルイ15世 (フランス王)|ルイ15世]]の許しを得てルーヴルの敷地内で暮らした。<ref>[http://www.metmuseum.org/special/Chardin/chardin_more.htm Chardin at the Metropolitan Museum of Art] Retrieved on 2007-7-14.</ref> 画家としての修行はピエール=ジャック・カーズ(Pierre-Jacques Cazes)と[[ノエル=ニコラ・コワペル]]の下で行った。
 
 
1737年からは[[サロン]]に出品するようになる。
 
== 画風 ==
[[18世紀]]を目前にした[[1699年]]パリに生まれ、[[フランス革命]]前夜の[[1779年]]、同じくパリで没した。ロココ]]美術全盛の18世紀フランスを生き抜いた画家であるが、その作風は甘美で享楽的なロココ様式とは一線を画し、穏やかな画風で中産階級のつつましい生活や静物画を描き続けた。
 
シャルダンは、初期の静物画『赤エイのある静物』でアカデミーに認められた。軽薄で享楽的なロココ芸術には批判的だった「百科全書派」の[[ディドロ]]でさえ、著書のなかでシャルダンを絶賛していた。
 
シャルダンの絵画は、その日常的・現実的な題材、静物画にみられる真に迫った写実表現などに、[[オランダ黄金時代の絵画|17世紀オランダ絵画]]の影響が顕著に見られる。それとともに、その造形感覚や光と影の描写は、同時代の画家のなかでもきわだった近代性を示しており、後の印象派に通じるものがある。
 
晩年の1775年の年記のある、パステルで描かれた自画像([[ルーヴル美術館]]蔵)もよく知られている。日除け帽を被り、丸眼鏡を掛けた老画家の自画像には、絵画一筋に生きてきた画家の実直な風貌がよく表されている。
 
== 代表作 ==
*日よけをつけた自画像(1775年)([[ルーヴル美術館]])
*食前の祈り(1740年)(ルーヴル美術館)
 
== ギャラリー ==
<gallery>
ファイル:Jean-Baptiste_Siméon_Chardin_007.jpg|La Raie<br />1728 (114 × 146 cm)<br />Musée du Louvre (Paris)
ファイル:Jean-Baptiste_Siméon_Chardin_013.jpg|''Une femme occupée cacheter une lettre''<br />v.&nbsp;1732 (81 × 64 cm)<br />Schloß Sanssouci, Bildergalerie (Potsdam)
ファイル:Jean-Baptiste_Siméon_Chardin_002.jpg|''La Fillette au volant''<br />1741 (81 × 64 cm)<br />Galleria degli Uffizi (Florence)
ファイル:Jean-Baptiste_Siméon_Chardin_019.jpg|''La blanchisseuse''<br />c. 1735 (37 × 42 cm)<br />[[Palais d'hiver|Ermitage]] (St. Petersburg)]]
ファイル:Jean-Baptiste_Siméon_Chardin_003.jpg|''Bénédicité''<br />1740 (49 × 38 cm)<br />Musée du Louvre (Paris)
ファイル:Jean-Baptiste_Siméon_Chardin_029.jpg|''Nature morte avec carafe et fruits''<br />1750 Huile sur toile<br />Staatliche Kunsthalle Karlsruhe, Karlsruhe
ファイル:Jean-Baptiste_Siméon_Chardin_024.jpg|''Nature morte''<br />c. 1760 (33 × 41 cm)<br />Huile sur toile<br />Musée du Louvre (Paris)
ファイル:Jean-Baptiste_Siméon_Chardin_030.jpg|''Raisins et grenade''<br />1763 (47 × 57 cm)<br />Huile sur toile<br />Musée du Louvre (Paris)
ファイル:Jean-Baptiste_Siméon_Chardin_026.jpg|''Nature morte, fleurs dans un vase''<br />c. 1760-1763 (44 × 36 cm)<br />Huile sur toile<br />National Gallery of Scotland (Edinburgh)
ファイル:Jean-Baptiste_Siméon_Chardin_028.jpg|''La brioche''<br />1763 (47 × 56 cm)<br />Huile sur toile<br />Musée du Louvre (Paris)
ファイル:Chardin_pastel_selfportrait.jpg|''Autoportrait''<br />Pastel
ファイル:Jean-Baptiste_Siméon_Chardin_021.jpg|''Portrait de Madame Chardin''<br />1775 (pastel, 46 × 38 cm)<br />Musée du Louvre, Paris
ファイル:Fessard_lettre023247.jpg|''Une femme occupée à cacheter une lettre''<br />gravure par Étienne Fessard
ファイル:EdmondEtJulesDeGoncourt_parNadar.jpg|Jules de Goncourt (à droite) avec son frère Edmond
ファイル:frederic_II_de_prusse.jpg|Frédéric II de Prusse
ファイル:LouisXV.jpg|thumb|Louis XV par Quentin de La Tour
</gallery>
 
== 参照 ==
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