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劇場作品『[[大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE]]』同様、「牢獄から脱出するベリアル」「光の国が壊滅する」「新たな戦士が主人公」と共通点が複数あるが、ストーリーはよりシリアスかつハードなものとなっている。また、ウルトラマンらのデザインも大幅にアレンジされ、クリーチャー的なデザインになっている。全体的に広大な宇宙を舞台としていることもあって、どこか神話的な群像劇の様相を呈している。
 
『電撃ホビーマガジン』2012年5月号の第9話にて第一部が完結した。
 
== あらすじ ==
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: 本作の主人公<ref>『電撃ホビーマガジン』2011年11月号、後藤正行のコメントより。「この世界を紹介する役回りを担っています」とのこと。</ref>。第1話から登場。元々は地球人の兵士で、名前は本名ではなく「爆弾みたいな奴」という意味の仲間から呼ばれる徒名。宇宙の辺境の惑星で侵略軍として敵兵と交戦していた最中、宇宙から降ってきた光の国の破片と接触し、本人の意思とは無関係に半超人へと変貌した。
: その後、数百年以上に亘って宇宙を放浪する間に、光の国の戦士と同程度の数十倍の体躯に巨大化した。右腕から光線技「ヴォルテック・インパクト」を放つ事ができるが、力を制御できておらず、異次元の怪物に使用した際は右腕を負傷してしまった。
: キング星に辿り着き、自らの力の発祥を知るが、突如現れたウルトラマンに光の国の破片を奪われ絶命する。しかし、その亡骸は巨大な王の魂に見下ろされていた…。
: 人間だった頃の姿は第6話の挿絵に描かれている。
; [[ウルトラマンベリアル]]
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; [[ウルトラマン#キャラクターとしてのウルトラマン|ウルトラマン]]
: 第2話に登場。光の国の消滅を知って絶望し、自身の壊れそうな心を繋ぎ止めるためにも、宇宙を駆け巡り光の国の破片を全て回収することを決意する。
: 第9話に再登場し、圧倒的な実力差でブラストの光の国の破片を奪い去った。
: デザインはやや有機的なクリーチャーらしさが押し出されている。再登場した際には、銀色のべリアルとでも言うべき姿に変化していた
; [[ウルトラセブン (架空のキャラクター)|ウルトラセブン]]
: 第3話に登場。真っ赤な鎧に[[外套]]を羽織った様な姿をした超人。光の国の消滅後、光の国の破片の力を行使する者を監視している。ブラストに光の国の破片を追うことを促しつつ、光の力を使いこなせなければ彼を討つ意思を示している。本作では巨大な鉈(挿絵ではアイスラッガーの形状)を武器として用いる。
: 鎧を纏っているようなデザインとなり、マントをはおっている。
; [[帰ってきたウルトラマン#キャラクターとしての帰ってきたウルトラマン|<武を司る神>ジャック]]
: 第5話に登場。半人半馬の[[ケンタウロス]]の様な外見をした超人。聖牛[[帰ってきたウルトラマンの登場怪獣#水牛怪獣 オクスター|オクスター]]の角を削りあげた弓を武器とする。
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: デザインは理性(ルナ)が光を宿す水のような透明な体の滑らかなシルエットなのに対し、本能(コロナ)は刺々しい赤と黒のパーツで構成された怪物然としたデザインになっている。頭部の鶏冠など一部を除きデザインは大幅に変更されている。
; [[ウルトラマンティガ#キャラクターとしてのウルトラマンティガ|ティガ]]
: 第7話に登場。他者の命を奪う事を生きる目的としていたが、光の欠片に出会い、欠片の二面性のうち理性(ルナ)を選んだ事で、生きる目的を今までの非道を贖罪することに変えた男。
: かつての自分を思わせるミラーマスターに応戦するが、自らの本質を見抜かれ、ミラーマスターが作り出した鏡の中の過去の自分によって闇の牢獄に引きずり込まれた。
: 設定は[[ウルトラマンティガ THE FINAL ODYSSEY|劇場版]]に準じており、デザインもオリジナルのマルチタイプから大きな変化はない。
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: 第8話に登場。片角を失っており、海賊を思わせる姿に描かれている。光の国の消滅時に妻を失い、更に息子まで失ったことで宇宙海賊となり、光の国の破片を回収して王国再建とベリアル打倒を成し遂げようとしている。ブラストの体内の破片を狙って襲撃したが、グレンファイヤーによって阻まれる。
; [[ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国#グレンファイヤー|グレンファイヤー]]
: 第8話に登場。ウルトラの父に襲われたブラストを救出し、キング星に行くように導いた。強力な爆炎を伴った「ウルトラダイナマイト」を使う。その姿を見たウルトラの父は[[ウルトラマンタロウ#キャラクターとしてのウルトラマンタロウ|息子]]が転生した姿と確信している。
: 頭部のデザインがグレンファイヤーのデザイン元である[[ファイヤーマン]]に酷似した物となっている。
; [[ウルトラマンレオ#キャラクターとしてのウルトラマンレオ|獅子<レオ>]]
 
: 第9話に登場。獅子の鎧を纏う超人。キング星の神殿にてブラストを迎え入れ、光の国消滅の真相を伝えた。その直後、ウルトラマンの襲撃に遭い光輪の一撃に倒れる。
; [[ウルトラマンキング|王]]
: 第9話に登場。長年べリアルを神通力にて闇の牢獄に封じていたが、崩御したことによりべリアルの脱獄を許し、光の国の消滅に繋がっていく。肉体は滅びているがその魂は健在で、死したブラストの亡骸を見下ろす。
=== 怪獣 ===
; [[アントラー (ウルトラ怪獣)|アントラー]]
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: いずれも挿絵ではエメラルドがかっているカラーリングに描かれている。
; [[ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国#ミラーナイト|破壊の神<ミラーマスター>]]
: 第7話に登場。かつては2次元世界に住む、理性だけで本能(肉体を持たない精神生命体の一人であったが、宇宙の深淵から現れた赤い目の男によって光る欠片を与えられ、欠片の二面性のうち本能(コロナ)に支配される事より肉体を得て、瞬く間に2次元世界を滅ぼした破壊の神。
: ティガに突如襲いかかったのち、巧みな話術によって錯乱したティガを作り出した鏡によって闇の牢獄に引きずり込むと、次の標的を求めて姿を消した。
: 名前は原典作品におけるミラーナイトの初期名称と同一。デザインは頭部の十字の紋様こそ共通するが、全体は全く異なる。
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; [[ウルトラマンタロウの登場怪獣#わんぱく宇宙人 ピッコロ|老人]]
: 第5話に登場。ブラストの数十分の一ほどの大きさしかない老人。かつてジャック・エース・タロウが光の欠片の争奪戦を繰り広げた惑星の住民で、数千年前の先祖の代より語り継がれてきた神話をブラストに教えた。
; [[黄道十二星座|王の眷属]]
: 第9話に登場。十二宮に対応する巨人達。光の国の消滅時にキング星の神殿にて獅子(レオ)から王の崩御を知らされ、光の欠片<エボル>を監視することを決意する。その時、獅子の召集に集まったのは金牛・巨蟹・獅子<レオ>・処女・天秤<ライブラ>・天羯・宝瓶<アクエリウス>の7人<ref>天秤は描写からウルトラセブンであることが示唆されるが、対応したウルトラキャラクターは文章中明確にされていない。</ref>だけであった。
 
== 各話リスト ==
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# 暗黒の鏡神(『電撃ホビーマガジン』2012年3月号掲載)
# 紅炎の連環(『電撃ホビーマガジン』2012年4月号掲載)
# 異界の創世(『電撃ホビーマガジン』2012年5月号掲載)
 
== 脚注 ==