「地球型惑星」の版間の差分

2009年、ヨーロッパ南天天文台は[[CoRoT-7b]]（コロー7b）と呼ばれる天体が系外地球型惑星である可能性があると発表した。系外地球型惑星とみられる天体は、前述のように2009年以前にも複数観測されていたが、それらは質量や公転軌道から地球型惑星と推測されたものだった。CoRoT-7bの場合は質量に加えて惑星の半径まで判明したため、平均密度が計算可能となった。具体的な天体の密度に基づいて地球型惑星の可能性が高いと判断されたのはこれが最初の例である<ref>{{Cite news| title=最小系外惑星は、地球に似た岩石惑星か |url=http://www.astroarts.co.jp/news/2009/09/28corot-7/index-j.shtml |publisher=AstroArts |date=2009-09-28| accessdate=2009-10-07}}</ref>。

 

共同プロジェクト「PLANET」によって2005年から6年間に渡って観測された[[恒星]]は平均して1つ以上の[[惑星]]を保持していた。この調査により、[[地球]]から50光年以内に約1500の[[惑星]]が存在する可能性があるという。この結果、[[銀河系]]全体では、100億以上の地球型惑星が存在することを意味するという

 

== 脚注 ==