「柳沢信俊」の版間の差分

*[[元亀]]1年（[[1570年]]）1月 - 名門横手家を継いだ実兄の横手信国が[[駿河国]]花沢城攻めで討死し、後嗣の居なかった横手家の名跡を継ぎ名を横手長俊と改める。

*元亀3年（[[1572年]]） - [[三方ヶ原の戦い]]に参戦。[[山県昌景]]のもとで戦功を挙げる。

*[[天正]]3年（[[1575年]]）5月 - [[長篠の戦い]]に参戦。敗戦の中で本陣を守り、何度も敵兵を押し返して[[武田勝頼]]の命を救う。

*天正8年（[[1580年]]）10月 - [[上野国]]膳城攻めで戦功を挙げ、この戦いで軍令を破って切腹となった柳沢信兼の名跡を恩賞として与えられ、名を柳沢信俊を改める。

*天正10年（[[1582年]]） - 武田氏滅亡後、[[徳川家康]]に仕える。同じ頃[[北条氏直]]が武川衆を味方にするため使者を送るが、[[米倉忠継]]等と使者を討ち取り首を家康に献上した。

*天正10年（1582年）[[8月16日]] - [[甲斐国]]柳沢郷に72貫800文の地を賜る。同年12月[[朱印状]]を頂く。

*天正12年（[[1584年]]） - [[小牧・長久手の戦い|小牧の戦い]]で[[信濃国]]勝間砦を守り、後に[[尾張国]][[一宮城]]の守備を任される。

*天正13年（[[1585年]]） - [[第一次上田合戦]]の際、妻子を人質に出し[[大久保忠世]]のもとで戦功を挙げる。

*天正17年（[[1589年]]） - 甲斐国[[甲府城]]番となる。のち加増される。

*天正18年（[[1590年]]） - [[豊臣秀吉]]の[[小田原征伐]]に参戦。同年8月、徳川家康の関東移封に伴い[[武蔵国]]鉢形領内に230石を得る。

*天正19年（[[1591年]]） - [[陸奥国]]岩手沢で起きた[[九戸政実の乱]]（九戸一揆）鎮圧のため、大久保忠世に従い出陣する。

*天正20年（[[1592年]]） - [[文禄・慶長の役]]の際、兵船を作るために伊豆山で木材の伐採を命じられる。

*慶長5年（[[1600年]]） - [[関ヶ原の戦い]]に参戦。[[徳川秀忠]]に従い[[大久保忠隣]]のもとで[[第二次上田合戦]]に加わる。

*慶長19年（[[1614年]]）[[11月30日]] - [[大坂の陣#大坂冬の陣|大坂冬の陣]]の最中に知行地で病死。享年67。戒名、高蔵寺殿安宗良心大居士。