削除された内容 追加された内容
Arasei (会話 | 投稿記録)
編集の要約なし
Arasei (会話 | 投稿記録)
編集の要約なし
1行目:
'''イーハトーブ'''とは[[宮沢賢治]]による造語で、賢治の心象世界中にある[[理想郷]]を指す言葉である。[[岩手県]]をモチーフとしたとされており(詳細は後述)、言葉として「『岩手』([[歴史的仮名遣]]で「いはて」)をもじった」という見解が定説となっているが、賢治自身は語源について具体的な説明を残しておらず、異説もある<ref name="yonechi">{{PDFlink|[http://ir.iwate-u.ac.jp/dspace/bitstream/10140/1669/1/erar-v55n2p45-64.pdf 米地文夫「宮沢賢治の創作地名「イーハトヴ」の由来と変化に関する地理学的考察」]|『岩手大学教育学部研究年報』第55巻第2号 1996年 p45 - 64}}</ref>。
 
== 変遷語源 ==
賢治の作品中に繰り返し登場するが実はその語形には複数の形があり、年月とともにおおむね以下のような変遷をたどっている。
 
{{Indent|イエハトブ → イーハトヴ → イーハトーヴ → イーハトーヴォ/イーハトーボ → イーハトーブ}}
 
=== 異説 ===
この語の成り立ちについて文献<ref>[http://morioka.cool.ne.jp/ihatov-esperanto/ihatovo.html 「イーハトーヴォ」はエスペラントか]{{リンク切れ|date=2011年11月}}</ref>{{リンク切れ|date=2011年11月}}によると、次の3点が挙げられる。
#一貫して見られる語尾 -ov(o) の形は、[[ロシア]]の地名によくある語尾をもとにしたと推察される。