「ショット (バスケットボール)」の版間の差分

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[[file:TMac over Deshawn.jpg|thumb|ジャンプショット]]
'''[[バスケットボール]]'''における'''ショット'''とは、自チームが得点するためにバスケットの上からボールを通すことあるいはそのための動作、ないしボールがバスケットへ至るまでの一連の流れのこと。シュートは通称であり、ルール(日本バスケットボール競技規則)上ではすべて'''ショット'''と称される。シュートはショットを放つと言う意味の動詞として用い、ショットを放つプレーヤーを'''シューター'''、ショットを放つ役割のガードは'''シューティング'''ガード、ショットを放つ動作を'''シューティング'''モーション、ショットを様々な場所から反復練習するのをシュート・アラウンド(アウト)、のように用いるのは正しい用法である。
==ショットの概要==
バスケットボールで通称「ゴール」<ref>FIBA国際ルールでは「'''ゴール'''」はライブのボールがバスケットの上から通過するか中にとどまる現象のことを言うのであって、装置の呼称ではない。</ref>
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:これらの他に、レイアップショットは、体の3次元的移動が伴う場合が多いため、ボディーバランスを保ち、ディフェンダーとの接触にも耐えられる体躯の強さも必要となる。
 
==== 技術的なによる分類 ====
; オーバーハンドレイアップ
: 「ジャンプショット」を打つような手の使い方をしてボールを持ち上げる感じで(オーバーハンド)ショットするレイアップショットのこと。ショット後、手の甲は自分と反対の(向き合う)方向を向く。
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:これらの構えや投法はプレーヤーの'''利き目'''や、筋力に応じて修正が必要である。また、ジャンプショットの種類や、回転の掛け具合、ディフェンダーとの位置関係などにより当然、投法は変化する。いずれにせよ、プレーヤーに適した安定したフォームで、反復練習を行う事により、優れたシューターとなることが出来る。
 
==== ジャンプショットの技術による分類 ====
;バンクショット
:バックボードを使ってリングに入れるショット。近距離では狙いが定めやすく、ループが少なくショットスピードも速いため、ブロックし難いことや、ショットクロック間際でも有利となる。中距離からのバンクショットは、高い技術を必要とし、NBAでは[[ティム・ダンカン]]のアイソレーションでのバンクショットは有名である。長距離で使われることは特殊な場合を除いてあまり無い。
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[[画像:Basketball.jpg|thumb|フックショットを打つ選手。1977年、米国の大学リーグの試合より]]ボールを片手に乗せ、そのまま放るショットを'''フックショット'''と言う。相手ディフェンダーによるショットの阻止([[ブロックショット]])から逃れ、ディフェンスを困難にさせるため、ディフェンダーから見て反対側の腕を使ってボールを放つことが多い。ボールを放つ時に腕が鉤(フック)のような形になるのでこの名がある。
==== フックショットのいくつかの技術的要素 ====
:正しくボールを保持すること、肩、肘、手首、指のバスケットに向けた位置の関係、ジャンプ動作とショット動作のシンクロ、腕を振る動作と手首のスナップとの連動、フォロースルーの安定などが正確なショットのための重要な要素である。
:一般的には、バスケットからシューティングハンド側が遠くなるように位置し、手をやや大きめに開き、掌の指の付け根と指全体でボールを安定させることが出来るように両手で保持する。ジャンプに合わせて両腕でボールを頭上へ挙げ、引き続き片手で保持し腕を振る事が出来る位置へ掲げ、腕をなめらかにバスケットに向けて振りながら手首のスナップを効かせボールに回転を掛け、頭上の出来るだけ高い位置からループを描くように放つ。ボールを片手でつかめない場合は、腕を振る際に生じるボールの遠心力で、掌全体で保持しながら放つ事も可能である。腕の振り幅や方向、スナップの効かせ具合、などで個性が生じる。
==== 技術による分類 ====
;ジャンプフック
:両足でジャンプして放つフックショット
;ランニングフック
:ランニングショットのステップジャンプで放つフックショット
; スカイフック
: <!--※サスペンションなどにおけるスカイフックは[[スカイフック理論]]を参照のこと-->
: リングより高い位置で放つ、打点の高いフックショットのことである。[[1970年代]]から[[1980年代]]にかけて[[NBA]]で活躍した[[カリーム・アブドゥル=ジャバー]]のスカイフックが有名だった。
; ベビーフック
: 定義は諸説ある。一般的には、通常のフックショットよりも腕(ひじ)の曲げ方が小さい、または手首だけのスナップで打つフックショットのことを、ベビーフックと呼ぶようである。両足がコートに付いた状態で打つフックショットを指すこともあるが、ジャンプした状態でベビーフックを打つこともある。このショットが得意な選手には、[[マジック・ジョンソン]]このショットを得意としてた。どちらかと言えばトリッキーなショットに分類される。
また、このショットを入れると盛り上がる。
 
=== ダンクショット ===