「大和証券キャピタル・マーケッツ」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
追記
追記
33行目:
'''大和証券キャピタル・マーケッツ株式会社'''(だいわしょうけんキャピタル・マーケッツ、[[英語|英称]]:Daiwa Securities Capital Markets Co.Ltd.)は、[[大和証券グループ本社]]の[[子会社]]で、かつて存在したホールセール(法人向け)専業[[証券会社]]。日系の大手[[投資銀行]]でもあった。
 
2012年4月1日付けで、大和証券グループ本社傘下の[[リテール]](個人向け)証券会社であった、(2代目)[[大和証券]]株式会社を存続会社として吸収合併され、リテール・ホールセールを一本化した「(3代目)'''大和証券株式会社'''」となった。
 
== 概要 ==
大和證券株式会社(初代:現・大和証券グループ本社)及び'''旧住友キャピタル証券株式会社'''(旧[[住友銀行]](現・[[三井住友銀行]])の証券子会社)から[[営業譲渡]]を受け、'''大和証券エスビーキャピタル・マーケッツ株式会社'''(略称・大和証券SBCM)として[[1999年]][[4月5日]]に営業を開始。当時は、大和証券が60%、株式会社住友銀行<ref>2001年4月1日に株式会社さくら銀行を[[企業合併|合併]]し商号を株式会社三井住友銀行に変更、[[2003年]][[3月17日]]に株式会社わかしお銀行(現・株式会社[[三井住友銀行]])に合併し解散。</ref>が40%出資していた。[[2001年]][[4月1日]]に'''旧さくら証券株式会社'''(旧[[さくら銀行]](現・三井住友銀行)の証券子会社)から営業を譲り受け、同時に[[商号]]を'''大和証券エスエムビーシー株式会社'''(大和証券SMBC)に変更。また併せて、株式会社[[さくら銀行]]<ref>2001年4月1日に株式会社住友銀行に合併し解散。</ref>のホールセール証券務も集約した。
 
2009年に、[[三井住友フィナンシャルグループ]](SMFG)が、[[シティグループ]]から[[日興シティホールディングス]]傘下の証券事業を買収することとなり、大和証券SMBCSMBC(当時)と統合して経営の主導権を得ようとしたことから、経営の独立性を維持したい大和証券側と対立し、合弁契約を解消することとなった。2009年10月1日に、SMFGから転籍していた従業員の大半がSMFGに復帰。また、2009年12月31日に、SMFGの保有する株式40%すべてを、大和証券グループ本社が1739億円で買い取って大和グループの完全子会社化し、2010年1月1日に商号を'''大和証券キャピタル・マーケッツ株式会社'''(略称・大和証券CM)に変更した<ref>{{Cite web|date=|url=http://www.jp.daiwacm.com/news/pdf/20091105.pdf|title=商号変更に関するお知らせ|format=PDF|publisher=大和証券SMBC|accessdate=2009-11-16}}</ref>。
 
2012年4月1日に、「(2代目)大和証券株式会社(2代目)を存続会社として[[吸収合併]]され、法人としては[[解散]]した<ref>[http://www.daiwa-grp.jp/data/current/press-3102-attachment.pdf グループ内組織再編の進捗に関するお知らせ] 株式会社大和証券グループ本社・平成23年12月21日</ref>。
 
== 沿革 ==
* 1999年4月 - 大和證券株式会社(初代)と住友キャピタル証券株式会社から営業譲渡を受け、大和証券エスビーキャピタル・マーケッツ株式会社の営業開始。
* 2001年4月 - さくら証券株式会社の営業全部の譲受と株式会社さくら銀行のホールセール証券業務を譲受。商号を大和証券エスエムビーシー株式会社に変更。
* 2001年10月 - 子会社の[[大和証券エスエムビーシープリンシパル・インベストメンツ]]株式会社([[大和証券SMBCPI]])を設立。