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普段は頼りないが、大長編シリーズではときにジャイアン以上の根性を見せて大活躍し、地球の危機を救うことも少なくなく、また大長編のキャラとはすぐに仲良くなるなど社交的な一面も見せる。自然や動物を愛でる気持ちは人一倍強く、学校の裏山が大好きであり、またそれらに関しての好奇心も強い。捨て犬や猫などを放っておけない。動物の方からもよく懐かれ、犬<ref group="†">ただし猛犬に追い回されることもしばしばあるが、これはシッポを踏んでしまうなどアクシデントが原因で、決して嫌われているわけではない</ref>やネコ<ref group="†">恩返しの時に引っかかれたことはある</ref>の他、アリや幼木<ref>33巻収録「さらばキー坊」など</ref>、恐竜<ref>『[[ドラえもん のび太の恐竜]]』</ref>、果ては石ころ<ref>37巻収録「かわいい石ころの話」</ref>や台風<ref>6巻収録「台風のフー子」</ref>、雪(雪の精霊)<ref>21巻収録「精霊よびだしうでわ」</ref>や山(学校の裏山の心)<ref>26巻収録「森は生きている」</ref>にまで慕われたこともあった。また、絶滅寸前の[[ニホンオオカミ]]を救ったり<ref>2巻収録「オオカミ一家」</ref>絶滅動物のための島を作ったりし<ref name="moadodo">17巻収録「モアよドードーよ、永遠に」</ref>、『[[ドラえもん のび太と雲の王国]]』ではこれらの行動が結果として地球を救うことにも繋がった。
 
竹を割ったようなさっぱりした性格で大体、細かいことにはだわらない(流石にかっこいいものや流行っているものには目がない)
 
勉強もスポーツも苦手だが、物事を楽しむのが得意で想像力にも長けており、ドラえもんの出す道具を器用に使って様々な空想を実現させて友人達を楽しませることも多い。その空想の豊かさは、普段はのび太をバカにするスネ夫とジャイアンも賞賛を送る程のものである。道具を使いこなすことについては非常に応用が利き、持ち主のドラえもんにも幾度となく「道具の使い方に関しては君は天才だ」などと言われている。反面「幼稚園のプール」と言われただけで「子供を泣かして追い出される」ところまで想像するなどネガティブな思考をしてしまうことも多い<ref>3巻収録「ソウナルじょう」</ref>。
け者ではあるが人の役に立ちいという気持ちは強く、しずかを思うあまりに彼女を役に立ちたいという気持ちをよく起こすが、その気持ちが空回りしておかしな方向に進むことも少なからずあり、道具をねだられるドラえもんに鬱陶しがられることもある<ref>41巻収録「みえないボディガード」</ref>。
 
原作者の藤子・F・不二雄は、「のび太にも良いところが一つだけある。それは彼は反省するんです。(中略)いつまでもいつまでも今より良い人間になろうと努力するんです」とのび太の長所をあげている<ref>NHK「[[あの人に会いたい]] #100 藤子・F・不二雄」</ref>。