「ラディカル・フェミニズム」の版間の差分
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'''ラディカル・フェミニズム'''([[:en:Radical feminism|Radical feminism]])とは、主に[[セクシュアリティ]]という側面から男女間における権力関係を論じる、[[フェミニズム]]の一形態である。
==概要==
ラディカル・フェミニズムは、[[1970]]年に出版された[[ケイト・ミレット]]([[:en:Kate Millett|Kate Millett]])の『性の政治学』と、[[シュラミス・ファイアーストーン]]([[:en:Shulamith Firestone|Shulamith Firestone]])の『性の弁証法』を思想的支柱とする。ミレットは、「[[家父長制]]」を男性が女性に性的従属を強いるシステムであると定義し、これが私的領域から公的領域に至るまで影響を及ぼしていると批判。男女の性差は家父長制の産物であるとした。またファイアーストーンは、女性の生殖能力も男性優位を前提とした[[階層構造]]を発展・維持させている要因であると論じた<ref>{{cite web|url=http://old.app-jp.org/bookguide/millett-firestone.html|title=ミレットとファイアーストーン |
==ポルノグラフィ撲滅運動==
ラディカル・フェミニズムを端的に象徴するものとして[[ポルノグラフィ]]撲滅運動がある。ラディカル・フェミニストは、ポルノグラフィに出演した女性の被害例(身体的・精神的暴力を伴う撮影など)や、ポルノグラフィが男性による性犯罪・[[ドメスティックバイオレンス]]・[[セクシャルハラスメント]]を助長するとした[[強力効果論]]を挙げ、またポルノグラフィの存在を社会的に容認することは女性蔑視を再生産するものであり、女性解放の障害になっていると主張して、厳罰を伴う法的規制を求めている。1980年代に、[[キャサリン・マッキノン]]と[[アンドレア・ドウォーキン]]らが展開した『[[反ポルノグラフィ公民権条例]]』運動は特に有名であり、[[ポルノ・買春問題研究会]]などの日本のラディカル・フェミニズム団体に多大な影響を与えている。
{{See also|レイプレイ#抗議運動|}}
ポルノグラフィ撲滅運動は、[[純潔]]思想からポルノグラフィを糾弾している[[保守]]系議員や[[キリスト教原理主義]]団体といった[[アンチフェミニズム]]・アンチ[[ジェンダーフリー]]勢力と連携して行われるケースが多く<ref>{{cite web|url=http://d.hatena.ne.jp/macska/20110710/p1|title=キャサリン・マッキノン、一九九一年の座談会でクラレンス・トーマス最高裁判事を支持する発言 |
== 代表的な活動家 ==
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