「運動音痴」の版間の差分

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== 概要 ==
[[歌]]の下手な人間を指す[[音痴]]を改変した言葉である。一般的に運動が苦手なことで運動音痴と取られる事が多い。近年における神経科学の知見では、運動に必要な巧みな動きをもたらすものである「運動スキル」が劣っている者を指す<ref name="business">[http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20090508/194110/ 東大生と学ぶ“運動音痴”の治し方] - [[日経ビジネス]]オンライン 2009年5月13日</ref>。該当者は「体力や筋力が足りない」「親も運動が苦手だったから遺伝」「反射神経が鈍い」など運動に関する負の要素も認識していることが多く<ref name="business"/>、実際に殆どの要素が該当している。原因として、筋力の切り替えが通常より遅いことなどが挙げられている<ref name="business"/>。
 
ただし、必ずしも運動の才能がない訳ではない。コツをつかんで運動能力をメキメキと上昇させていく場合や、練習を重ねて克服する場合もある。
 
== 人による能力の偏り ==
特定の運動要素では才能がありながら表に出ていない場合もある。また特定の運動要素では能力が劣るが、別方面の運動要素では優れた力を発揮する者もおり、俊敏性には欠けるが体力があって[[武術]]の達人である者もしくは持久力があり長距離走に長けている[[マラソン]]選手などの事例があり、俊敏性に優れた者は体内の速筋の割合が高いが持久力に欠け、反対に持久力の高い者は遅筋の割合が高いことが要因とされ、プロのスポーツ選手にもスポーツ全般が得意ではなく上記のように偏った能力を持った人もいることは珍しくない。
 
==改善する方法 ==
ただし、必ずしも運動の才能がない訳ではない。コツをつかんで運動能力をメキメキと上昇させていく場合や、練習を重ねて克服する場合もある。
低年齢時代は運動音痴だったが、成長による体格の変化で運動音痴が解消する場合もある。事例として、幼い頃は運動が苦手だったが、後に世界ランカークラスの[[プロボクサー]]になったケースなどが存在する。