「保健室の死神」の版間の差分

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: 病魔「冷血」を体内に宿す罹人であり、病魔を喰らう力を宿している。白髪・皮膚のひび割れもこの病魔の作用によるもので、それ以外にも病魔の力の影響を受けにくいなどの特殊な体質を有している。病魔を前にすると皮膚のひび割れが広がり、こうなると逸人自身にも止めることができなくなる。病魔を喰らった直後や感情が高ぶった際には、皮膚のひび割れがなくなったり、黒髪に戻る。病魔を倒した際「咀嚼完了」と告げる。この力を利用して、病魔に罹っている人々を助けるために奔走している。その自己犠牲的なやり方は千歳や鈍からは危ぶまれているが、逸人自身は考えを改めるつもりはない。
; 明日葉 郁(あしたば いく)
: 常伏中学2年生。A組所属。通称「アシタバ(君、さん)」。逸人と関わり病魔の存在を知ることになる。気弱で少々神経質な性格。あまり目立たないが、頭脳明晰で物事の微妙な変化に気付ける深い洞察力と何事も良く考えてから行動する思慮深さを持ち、千歳にも高く評価されている。いわゆる草食系(美作には草食系どころか『草』と言われている)で作中では地味メンと言われている。変わり者が多い保健室に出入りする人物たちの中では、平均的な常識人である。しっかり者かつ頼まれたらNOとは言えないお人好しではあるがそのせいで、トラブルによく巻き込まれてしまう。学校では第1診の一件以来、麓介・蓮太郎とよく行動を共にしており、休み時間や放課後はよく彼らと共に保健室を訪れている。レギュラーキャラの中で、彼のみ病魔に罹っていない(第二診以降は真哉とも仲良くなっている)。
; 藤 麓介(ふじ ろくすけ)
: 常伏中学2年生。A組所属。郁とは第1診で彼を助けて以来、親しくなり、よく一緒に行動している。女生徒に人気のイケメンだが、本人はまったく意識していない。人並み外れて面倒くさがりかついい加減で怠け者な性格だが、殆どの生徒達から恐れられている逸人に全く怖気づくことがなく、保健室にも平気で出入りするなど神経は太い。寝ていることが多く、保健室には既に彼専用のスペースができてしまっている。蓮太郎と下校が一緒になることが多い。逸人曰く「自由な子」で、蓮太郎には「センサイな奴じゃない」、終いには彼とは対照的に神経症な郁と爪のあかを交換しろとまで言われるほど。得意科目は理数系。苦手科目は美術などの芸術系。運動神経も良い。
: 家庭の事情に起因するストレスで「怠惰」に罹るが、山蔵と逸人の活躍により助けられた。
; 美作 蓮太郎(みまさか れんたろう)