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zh:歇山顶 2011年10月24日 (一) 07:06‎ より
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[[画像:Irimoya.svg|230px|right]]
[[画像:shikoroyane.jpg|thumb||230px|right|錣屋根]]
'''入母屋造'''(いりもやづくり)は、東アジアの伝統的[[屋根]]形式のひとつである。広義には当該形式の屋根をもつ建築物のことを指す。単に入母屋ということもある。この形式の屋根は西洋では少なく、木造建築が発展している一部の村ぐらいでしか見られないが、[[中国]]、[[韓国]]、日本、[[台湾]]のほか、[[ベトナム]]、[[タイ王国|タイ]]、インド、[[インドネシア]]等、東洋の[[寺院]]ではよく見られる。中国では'''歇山頂'''(けつさんちょう)、歇山式屋頂、または九脊頂とも称される。[[宋 (王朝)|宋朝]]では九脊殿、曹殿、廈両頭造などと呼ばれたが、[[清]]朝の頃に歇山頂と呼ばれるようになった
 
入母屋造の屋根は、上部においては[[切妻造]](長辺側から見て前後2方向に勾配をもつ)、下部においては[[寄棟造]](前後左右四方向へ勾配をもつ)となる構造をもつ。