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'''多聞院日記'''(たもんいんにっき)は[[奈良]][[興福寺]]の[[塔頭]][[多聞院]]において、[[文明
== 概要 ==
基本的には[[寺院]]の生活、身辺のことを記した日記ではあるが、[[室町時代]]末期から、[[戦国時代]]、[[安土桃山時代]]、さらに[[江戸時代]]初頭の[[大坂冬の陣]]、[[大坂夏の陣|夏の陣]]、と激動の時代
'''多聞院日記(たもんいんにっき)'''▼
また[[段仕込み]]、[[諸白]]造り、[[火入れ]]など、中世末の[[僧坊酒]]で培われた[[日本酒]]の造り方に関する記述も散見される。▼
▲[[奈良]][[興福寺]]の[[塔頭]][[多聞院]]において、[[文明10年]]([[1478年]])から[[元和4年]]([[1618年]])にかけて百四十年ものあいだ僧英俊をはじめ三代の筆者によって延々と書き継がれた日記。
[[Category:日本の歴史書|たもんいんにつき]]
▲基本的には寺の生活、身辺のことを記した日記ではあるが、[[室町時代]]末期から、[[戦国時代]]、[[安土桃山時代]]、さらに[[江戸時代]]初頭の[[大坂冬の陣]]、[[大坂夏の陣|夏の陣]]、と激動の時代に奈良を中心とした[[近畿]]地方の情勢を物語る貴重な断片的情報が記述されている。
▲また[[段仕込み]]、[[諸白]]造り、[[火入れ]]など、中世末の[[僧坊酒]]で培われた[[日本酒]]の造り方関する記述も散見される。
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