「ダイナミックレンジ」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
7行目:
以下の例は媒体や伝送路がもつダイナミックレンジの最大値であって、その媒体に収録されたり伝送されたりする音声信号がすべてこの値を持つわけではないことに注意。
 
* [[レコード]]が持つダイナミックレンジは、およそ65dBといわれる。これはレコード盤に刻まれた物理的な溝の振幅比率であり、最小振幅はレコード針が検知できる下限、最大振幅は1周違いの隣の溝にはみ出さないことが上限となる。
* 日本国内の、[[デジタルラジオ]]を除く[[FM放送]]が持つダイナミックレンジは、およそ60dBといわれる。聴取できる最小音量は、受信機の性能や送信所からの距離などに起因する受信状態に、大きく影響を受ける。また、無線局に用いられる送信機は過変調を防ぐために最大値制限回路(リミッター回路と呼ぶ)を備えており、これがダイナミックレンジの一端である最大値を制限している。
* [[コンパクトカセット]]が持つダイナミックレンジは、磁性体や[[ノイズリダクション]]の方式によって差異はあるがおよそ55dBといわれる。
* 日本国内の、[[デジタルラジオ]]を除く[[FM放送]]が持つダイナミックレンジは、およそ60dBといわれる。聴取できる最小音量は、受信機の性能や送信所からの距離などに起因する受信状態に、大きく影響を受ける。また、無線局に用いられる送信機は過変調を防ぐために最大値制限回路(リミッター回路と呼ぶ)を備えており、これがダイナミックレンジの一端である最大値を制限している。
* [[レコード]]が持つダイナミックレンジは、およそ65dBといわれる。これはレコード盤に刻まれた物理的な溝の振幅比率であり、最小振幅はレコード針が検知できる下限、最大振幅は1周違いの隣の溝にはみ出さないことが上限となる。
* [[オープンリール#音声用|オープンリールテープ]]が持つダイナミックレンジは、磁性体やトラック幅によって差異はあるがおよそ70dBといわれる。
* [[Super Audio CD]]などを除く、[[CD-DA|一般の音楽用コンパクトディスク]]が持つダイナミックレンジは、96dBである。[[デジタル]]媒体であるため、規格から計算によって導かれる。