「自由ドイツ青年団」の版間の差分

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14歳から25歳の男女を対象とし、75%に上る東ドイツの青少年が加入していた。通常[[テールマン・ピオネール]](6歳から14歳)の構成員であった青少年がエスカレーター式に加入した。
 
「労働者党(ドイツ社会主義統一党のこと)の信頼できる補助団体、かつ戦闘的予備組織」であるとされ、[[国民戦線 (東ドイツ)|国民戦線]]の構成団体でもあり、更には[[人民議会 (東ドイツ)|人民議会]]にも代表を置いていた。FDJの政治的・思想的目標は東ドイツにおける青少年の教化、[[マルクス・レーニン主義]]の宣揚および[[共産主義]]的行動の促進であった。名目上、自由意志による参加が原則とされたが、実際には加入しない青少年は組織的な休暇活動への参加ができず、更には高等教育・就職等の制限があった。加入を拒んだ青少年の大半は宗教的理由によるものである。
 
活動の目的は東ドイツ青少年に対するマルクス・レーニン主義の滋養に向けられたが、それだけに制限されるものではなかった。傘下の''Jugendtourist(青少年旅行社)''