「虫垂炎」の版間の差分

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妊婦では[[子宮]]に圧迫されて虫垂が本来の位置から移動しており、典型的な症状が出ないことがある。また炎症が限局せず重症化する傾向にある。
 
極端に太っている人も診断が困難な傾向にある。り、俗に「相撲取りが盲腸になると命取り」などというが、言われる。これは[[1938年]]([[昭和]]13年)12月4日に[[横綱]]の[[玉錦三右エ門]]またさらに[[1971年]](昭和46年)10月1211日にもやはり同じ横綱の[[玉の海正洋]]が、それぞれ現役のまま、入院先の病院で開腹手術後間もなく死亡するという衝撃的な事件が起きてから特に有名になっている

なお玉錦の場合は虫垂炎をこじらせて[[腹膜炎]]を起こし、化膿箇所の除去手術は受けたものの、医師が指示した療養に本人が全く従わずに、術後腹膜炎がさらに悪化して死に至った。玉の海も虫垂炎を腹膜炎の一歩手前ぐらいまでこじらせていずっと薬で痛みを散らし続けていた。その後除去手術は成功、ところしたが術後約1週間が経った頃、退院を翌日に控えていながら[[静脈血栓塞栓症|術後肺血栓]]を併発して急死した。力士は腹部の筋肉や脂肪が厚いことから手術が困難であり、しかも肥満体の患者は術後に血栓症を起こしやすいと言われている
 
== 治療 ==