「ハンバル学派」の版間の差分

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イブン・ハンバルによれば、ムウタズィラ派もイスラーム初期の分派で神の予定説や属性・擬人表現を極端に排斥していたジャフム派もいずれも[[永遠性]]を考慮せずに神について考察しているという点で誤っている、という。[[クルアーン]]や預言者の伝承([[ハディース]])で言及されているように神は数多くの属性と名前を持ち、しかも神は一つであるとハンバルは信じていた。それゆえジャフム派やムウタズィラ派は[[タウヒード]]を理解していないとイブン・ハンバルは断言した。イブン・ハンバルが述べるには、「スンナとジャマーアの民( أهل السنّة و الجماعة ahl al-sunna wa al-jamā`a)」、つまり「預言者ムハンマドの慣行(スンナ)とその正統なる共同体(ジャマーア)を護持する人々」、すなわち「スンナ派」を奉じる信徒とは、神はその権能と光輝とともに永遠であり、彼は永遠性を語り、知り、かつ創造する存在であると信じる者である、という。
 
[[File:Madhhab Map2.png|thumb|400px|世界のムスリム分布図。ハンバル学派(深緑色)はサウジアラビアで有力である。]]
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Madhhab Map2.png|thumb|400px|世界のムスリム分布図。ハンバル学派(深緑色)はサウジアラビアで有力である。]]
 
===永遠なものの消滅===