「バシロサウルス」の版間の差分

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== 特徴 ==
原クジラ亜目中の最大の種であり、平均的な体長はオスが推定18m、メスが15m程度とされる。エジプトで発見の最大種バシロサウルス・イシスは体長21mを超え、25mに達した可能性もあ<ref>[[富田京一]] 他、『21世紀こども百科 宇宙館』、[[小学館]]、2001年、p173では25mと書かれている。</ref>。その体は現生クジラ類とは明らかに違って[[ヘビ]]のように細長く、[[ウナギ]]のようにのたくって泳いでいたと考えられている。
 
本種は、指の形を色濃く残しながらも、遊泳に適した[[櫂]](かい)状の前肢を進化させた。加えて、現生クジラ類と同様の水平方向に広がる三角形の尾鰭(おびれ)を有していた。しかし、骨格から見て筋肉はさほど発達していたとは考えられず、尾鰭もまた貧弱で大きな遊泳力を生み出すとは思えない。