「エスクワイア」の版間の差分

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==概要==
 
騎士の前段階として、まず[[ペイジ]]として[[宮廷]]や[[貴族]]の館で仕事をした後、14歳位で従騎士(エスクワイア)となり、一人の騎士を主人と仰いで、身の回りの世話から、戦場への[[甲冑]]の運搬、[[武器]]の修理や、戦いの際に主人に甲冑を着せることまでを一人でとり行なった。この従騎士としての仕事を何年か続けた後に、17歳から20歳前後で、一人前の騎士と認められ、叙任を受けた。叙任は、主人の宮廷や屋敷で、多くの人々が見守る中、華やかに行われることが多かったが、中には、戦場で叙任される者もいた。また、従騎士は銀の[[拍車]]を普段つけていたが、騎士に叙任されることにより、拍車を金もしくは金メッキのものに改めた。エスクワイアは、本来、こういう騎士を目指す貴族の少年もしくは青年をさした。
 
時代が下るにつれ、エスクワイアは、本来、こういう騎士を目指す貴族として少年もしくは青年をさしたが、時代が下るにつれ、[[爵位]]は持たずとも[[領地]]をもち、[[庶民院]]の立候補、及び投票資格のあるジェントリ階級うちの、一階級をさすようになっていった。
 
また、手紙の宛名につける敬称としても、Esq.もしくはEsqr.という表記で、名前と名字の後につける形で使用される。特にアメリカ合衆国においては、[[弁護士]]への敬称として使われる。
 
==関連項目==