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[[ファイル:NDBC Yokohama Rising Sun-3.jpg|right|thumb|250px|[[日本ビューグルバンド GEISHA|日本ビューグルバンド]](2005年)]]
アマチュアのバンドにおいては、戦後、とりわけアメリカから合理的な指導法や新しい吹奏楽専用の作品が導入された。吹奏楽活動は、[[学校教育]]や[[生涯教育]]の視点から見直され、全国的に活発な活動が展開された<ref name=osaki/><ref name=bs88/>。日本中のほとんどの[[中学校]]や[[高等学校]]には[[吹奏楽部]]が設けられ、定期演奏会や[[学園祭]]、[[学校行事]]や[[部活動]]の応援など多様な活動をにない、扱う楽曲も、[[校歌]]、[[国歌]]、クラシック音楽、吹奏楽オリジナル曲、ポピュラー音楽など多岐にわたる。国際交流も活発で、演奏技術の向上もめざましく、[[マーチングバンド]]や[[ドラムコー]]、「[[吹奏族]]」、[[自由演奏会]]など、吹奏楽の楽しみ方も多様化している<ref name=bs88/>。さらに近年では楽器性能の向上や[[電子機器]]を取り入れた合奏の登場、日本人作曲家によるすぐれた吹奏楽作品の発表、また、指導法の研究などの面からも日本発の吹奏楽が世界の注目を集めるまでになった<ref name=bs88/>。
 
[[2001年]](平成13年)現在、社団法人全日本吹奏楽連盟に加入している団体は1万3516団体にのぼっており<ref name=osaki/>、日本の吹奏楽人口は100万人を超えるといわれている<ref name=hand>[[#ハンドブック|『吹奏楽ハンドブック』(2011)pp.16-17]]</ref>。世界的にみても、これほど多くの人が吹奏楽を経験している国は少なく、その演奏能力の高さの定評からも、今や日本は世界屈指の吹奏楽大国といわれている<ref name=bs88/><ref name=hand/>。