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== 老衰死(医学) ==
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老衰!
従来、多数の高齢者の死因は老衰と表現されることが多かったが、近代における[[医療]]技術の環境下では医学的原因には不適格であるとして死因を老衰と表現することが少なくなっている。これは、老齢による[[代謝]]・[[免疫]]・回復能力の不全による死因を、従来は老衰と表現されていたが、診断上、[[心不全]]・[[肺炎]]・[[多臓器不全]]・[[脳卒中]]などの病死扱いとなることが多くなっている。
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生き物だから仕方ない!
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寿命がきたら!さいならっきょ!
しかし、実際は、何らかの慢性疾患に対して治療が行われていた場合も含み、高齢者の死亡原因は多岐に渡り、真実の病名が明らかでないにもかかわらず、それらしい病名がつけられる場合も多く、特に生来健康であった場合、死亡に至った原因の究明は[[監察医]]制度のある地域を除き、体表所見の観察以外の検査はほとんどの場合行われることはない。従って、解剖などによる確定診断ではなく、上記のような単に状況から推定されただけの病名がつけられている場合が多い。老衰というきわめて漠然とした[[死因]]ではなく、正しく診断され病名がつけられているという事では無いのが現状である。この事は、死者の死亡原因を究明するための検査を行うための高額の費用を負担する者が定められていない事が原因である。
具体的には、死亡後の検査は健康保険が適用されないため[[血液検査]]だけで数千円、これで死亡原因が確定することは少ない。次に、[[レントゲン]]などの[[画像診断]]が数万円かかる。しかも死体のレントゲンや、[[CT]]を撮影する機械は、多くの場合、患者用とは別の部屋に別の機械を設置しないと、医療機関ではなく患者が嫌がるため、撮影を行えるケースはまれである。それでも死亡原因が確定しない場合、[[解剖]]が必要になるが、数十万円の費用がかかり、これらの費用は、犯罪が関わると警察が考えた場合警察の負担、医療機関が解剖を望んだ場合医療機関の負担、患者家族が望んだ場合、患者家族の負担となる。このように、「老衰」ではないなんらかの病名がつけられた場合、高額な費用を掛け得られた正確な病名か、一人の医師の(検査は一切無しの)検案のみによる推定による病名のどちらがつけられたのかでは、全くその意味が異なると考えられる。
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老衰死(生物学)の記述は、生物一般に老衰や寿命があるとしたり(動物以外ではない方が多い)、野生生物では老衰が主要な死亡原因でない(一年草や一年魚、昆虫などでは主要な死亡原因の一つ)としたりとあまりにも間違いが多いためコメントアウトしました。
ほとんど思い込みで書かれており、意味のある記述とは思えないので削除した方が良いと思います。-->
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== 老衰死(生物学) ==
[[生物学]]的には、老衰による死は、[[ヒト|現生人類]]のような極めて安定した[[頂点捕食者]]と、そのような現生人類の保護下にある状態の[[動物]]、および、[[天敵]]のいない(またはいなかった)特殊な環境下にあるような動物(例:[[ガラパゴスゾウガメ]])にしか、厳密には起こり得ない。
[[ベニクラゲ]]のようなごく一部の[[生物]]を除いて、ほとんど全ての生物個体<!--倒木更新という例外を念頭に、ここは生物個体とした-->は老衰から逃れ得ず、最終的に[[寿命]]が尽きて[[死]]を迎える。頂点捕食者の[[ニッチ]](生態的地位)になかった頃の人類([[アウストラロピテクス属|アウストラロピテクス]]など)、および、他の大多数の動物は、加齢から来る何らかの障害によって通常の行動を執りづらくなる時点で生命の危機に晒される。たとえ群れの仲間による保護が試みられようとも護りきれるものではなく、老衰が死因になるよりはるか以前の段階で[[捕食]]対象として殺されるか、もしくは、[[飢餓]]などがもたらす衰弱によって死に至る
{{節stub}}<!--老化しない生物(不死生物、若返り生物)についての節が必要。
-->
 
== 関連項目 ==