「SAT (大学進学適性試験)」の版間の差分
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'''SAT'''(エスエーティー、サット、''Scholastic Assessment Test''、大学入試)は、[[アメリカ合衆国]]内にある大学が世界中どこからの[[受験生]]にも[[大学]]に[[進学]]する際に[[受験]]させる共通テストである。
かつては「Scholastic Aptitude Test」あるいは「Scholastic Achievement Test」とも呼ばれていた。現在は非営利の独立委員会「[[:en:College Board|College Board]]」が運営している。
== 概要 ==
アメリカ合衆国の学校制度では、高校卒業までが義務教育期間である。しかし高校間の格差は大きいうえに、その成績評価は学校によって重み付けされるので、大学受験で高校の成績を重視するわけにはいかない。そこで、
誰がどの大学で学問を修める学力があるかどうかを判定し、合否の基準にする目的で[[1901年]]に導入され、何度か大幅な改定がなされてきた。またそれに伴い呼称も変わっている。試験は1年間に7回実施され、繰り返し受験することが可能である。
同様のテストに、別団体が運営する[http://www.act.org/ ACT (The American College Testing Program)] があり、米国の大学進学には、SATかACTのいずれかのテストの点数の提出が義務づけられている。この点数は米国内で、T-Scoreとか、Deviation value と呼ばれている。Raw Score ではない。
CIEE (国際教育交換協議会)での窓口業務は2005年6月に終了。現在は米国[http://www.collegeboard.com/ College Board] での手続きとなっている。
== テスト内容 ==
; SAT(SAT I)
: 一般にSATと言えばこちらを指す。Critical Reading、Writing、Math が、それぞれ200点から800点の表示、合計
; SAT Subject Tests(SAT II)
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== SAT (SAT I) ==
=== 科目と解答形式 ===
前述のとおり以下の3科目で試験を行う。各科目とも最高800点、最低200点の表示であり、合計すると最高
*'''Critical Reading'''
*:3つのセクションがあり、25分セクションが2回、20分セクションが1回行われる。空欄補充(Sentence Completions)、読解(Passage-based Reading)がある。
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*数学:数学レベル1、数学レベル2
*自然科学:[[生物学|生物]]、[[化学]]、[[物理学|物理]]
*語学:[[中国語]](リスニングあり)、[[フランス語]]、フランス語(リスニングあり)、[[ドイツ語]]、ドイツ語(リスニングあり)、[[スペイン語]]、スペイン語(リスニングあり)、[[ヘブライ語|現代ヘブライ語]]、[[イタリア語]]、[[ラテン語]]、[[日本語]](リスニングあり)、[[韓国語]](リスニングあり
== その他 ==
[[関数電卓]]の使用が許可されているため、多くの高校生がこれらを持ち込んで受験する。受験者の間ではグラフ表示が可能な関数電卓が必需品とされている。また[[上智大学]][[国際教養学部]]では一般受験する者にSATの受験を義務づけている。
== 関連項目 ==
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