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同種のコアを複数実装する「ホモジニアスマルチコア」と、異種のコアを実装する「[[ヘテロジニアスマルチコア]]」が存在する。
 
[[ソニー・コンピュータエンタテインメント]]の[[プレイステーション3]]に組み込まれている[[Cell Broadband Engine|Cell]]プロセッサ([[IBM]]・ソニー・コンピュータエンタテインメント・[[東芝]]の3社による共同開発した[[Cell Broadband Engine|Cell]]プロセッサは、1個の汎用的なプロセッサコアと8個のシンプルなプロセッサコアが組み合わせたヘテロジニアスマルチコアというアプローチをとっている。
 
[[Xbox 360]]のプロセッサ・コアは対称型マルチコアと呼ばれる3コアのプロセッサで、構造上はホモジニアスに属するものである。
 
米AMD社はさらなる高処理能力化への手法としてヘテロジニアスマルチコアプロセッサを計画し、[[AMD_Fusion|Fusion]]プロジェクトと命名した。その手始めとして、[[Graphics Processing Unit|グラフィックス処理プロセッサ]] (GPU) 開発企業のカナダの[[ATI Technologies|ATI]]社を[[2006年]]に買収し、GPUと汎用プロセッサを同一[[ダイ]]に集積したCPU製品登場させた。
 
また、[[命令セット]]の形式が同じコアを組合わせたプロセッサの内、処理能力の高いコアと処理能力が低いコアを組み合わせたプロセッサもトランジスタ数や消費電力の点で有利な低コストのマルチコアと考えられる。同一命令セットという観点ではホモジニアスではあるが、処理能力の点では同一ではなくヘテロジニアスとなる。