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1行目: {{出典の明記\|date=2012年6月22日 (金) 04:54 (UTC)}} '''反陽子'''（~~'''~~はんようし~~'''~~）とは、[[陽子]]（~~ようし、~~プロトン）と[[質量]]と[[スピン角運動量\|スピン]]が全く同じで、逆の[[電荷]]、すなわち-1の電荷を持つ[[反粒子]]である。 ~~== 発見 ==~~ 反陽子は[[1955年]]に[[エミリオ・セグレ\|セグレ]]と[[オーウェン・チェンバレン\|チェンバレン]]によって[[カリフォルニア大学バークレー校]]の[[加速器]]ベバトロンを使った実験で最初に発見された。 == 性質 == 反陽子は、[[陽子]]と衝突すると[[対消滅]]を起こして数個の[[パイ中間子]]などになる。反陽子の電子[[質量比]]は、1836.1526736 ± 0.0000023（相対[[標準不確かさ]] 1.2 × 10<sup>-9</sup>）である。[[陽子]]の電子質量比は、1836.15267245(75)[http://physics.nist.gov/cgi-bin/cuu/Value?mpsme\|search_for=abbr_in!]であり、[[陽子]]の電子質量比との有意の差は見いだされていない[http://www.s.u-tokyo.ac.jp/ja/press/2011/23.html]。<ref>{{Cite web \|author = Physical Measurement Laboratory \|date = \|url = http://physics.nist.gov/cgi-bin/cuu/Value?mpsme\|search_for=abbr_in! \|title = Search Results \|work = \|publisher = \|language = 英語 \|accessdate = 2012-06-21 }}</ref>であり、[[陽子]]の電子質量比との有意の差は見いだされていない<ref>{{Cite web \|author = 早野龍五 \|date = 2011-07-28 \|url = http://www.s.u-tokyo.ac.jp/ja/press/2011/23.html \|title = 反物質に新たな光を当てる \|work = プレスリリース \|publisher = [[東京大学]]大学院理学系研究科・理学部 \|accessdate = 2012-06-21 }}</ref>。 == 実験 == 15 ⟶ 32行目: * 陽子・反陽子衝突実験: [[テバトロン]] * [[反水素]]生成実験: * [[電子]]を反陽子で置き換えた[[原子]]の性質を調べる実験（例えば[[反陽子ヘリウム原子]]）: また、宇宙空間で生成された宇宙線反陽子の観測実験も行われている。 * 低エネルギー宇宙線反陽子観測実験 == ~~関連記事~~脚注 == {{脚注ヘルプ}} * [[物理学]] {{Reflist}} <!-- == 参考文献 == --> == 関連項目 == <!-- {{Commonscat\|Antiproton}} --> * [[反物質]] * [[反粒子]] * [[陽子]] <!-- == 外部リンク == --> {{sci-stub}}▼ {{粒子の一覧}} ▲{{~~sci~~Physics-stub}} {{DEFAULTSORT:はんようし}}

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