「お笑いタレント」の版間の差分

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お笑いタレントというカテゴリーが確立して以降、[[吉本総合芸能学院|NSC]]などお笑い芸人養成学校が開校したり、インディーズ出身のお笑い芸人が出現し、隆盛するにつれ師弟制度が衰退し、先輩芸人に対する「師匠」「兄さん・姉さん」という呼称は一部のごく親しい人間しか用いない傾向にあり「○○さん」と呼ばれることが多くなった。また、それまでは先輩・後輩関係は年齢に関係なく[[芸歴]]を基準とされており、後輩は先輩に対して敬語を使うことが義務づけられる風潮があったが、プロダクションやメディアの多様化によって現在はある程度緩和されている。
 
[[吉本興業]]、[[松竹芸能]]などの大手は今でも芸歴での基準を継続させており、養成所へ同時期に入っても一日でもデビューが早かったら先輩になり、当然敬語を使わないといけない<ref>吉本や松竹においても、稀に例外が存在する。例えば[[今田耕司]]は、年下だが芸歴が2年先輩の[[吉田ヒロ]]を呼び捨て・タメ口で接している他、[[オセロ (お笑い)|オセロ]]の[[松嶋尚美]]は芸歴無視で完全に年齢順で上下関係を判断して接しているため、先輩の[[よゐこ]]や[[TKO (お笑いコンビ)|TKO]]に対して「くん」付けをしている。しかし、このような例は、当事者同士がよほど親しくてお互い理解を示しているか、本人のキャラクター性が極めて強くない限り許されることがないのが通常である。</ref>。但し他事務所の同い年の芸人に対しては、芸歴が浅くても当人同士が良ければ相応の対応も見られる。
 
逆にバラエティ番組などで、司会者や出演者が漫才や落語の大物芸人に対して、敬称として「師匠」を付けることの方が一般的となっている(こういう人物の場合は往々にして志願して来た弟子がいる)。