「サラダ油」の版間の差分
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[[File:Oil3.jpg|thumb|right|180px|]]
'''サラダ油'''(サラダゆ、サラダあぶら)、'''サラダ・オイル''' (salad oil) は、[[精製
==概要==
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[[低温]]下でも長時間[[結晶化]]しないように[[精製]]されており、[[サラダドレッシング]]や[[マヨネーズ]]のような製品の原料として適している[[日本]]独自の製品である。また、味・においにクセがないことも特徴である。
サラダ油は[[日本農林規格]](JAS)により
[[油脂]]は多くの種類の[[脂肪酸]]を含み、その中で[[飽和脂肪酸]]が[[グリセリン]]の1
JAS規格においては、定められた低温の条件下で一定時間放置しても[[凝固]]や白濁
| title = 植物油に関する用語集
| publisher = 日本植物油協会
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}} </ref>。[[精製油]]の凝固は[[蝋|ロウ]]分と上記の対称性の良い油脂が原因なので、サラダ油の製造にはこれらの除去が不可欠となる。
| title = サラダ油の語源
| work = 油Q&A
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== サラダ油の原料となる植物 ==
[[File:Italian olive oil 2007.jpg|thumb|right|180px|]]
全て[[種子]]を用いる。
; [[アブラナ|菜種]]
: [[酸化]]、[[熱]]に強い。キャノーラ油は[[カナダ]]原産のキャノーラ種から搾ったもの。
; [[ダイズ|大豆]]
: 原材料が安価で最も一般的な原料の一つ。精製しても独特のにおいが残るため、他の油と混合することが多い。
; [[トウモロコシ]]
: 加熱、酸化に強いので[[炒める|炒め]]物に適する。独特の香りがある。
; [[ヒマワリ|ひまわり]]の種
: 淡泊な風味を持ち、多くの場合はドレッシングに使用される。
; [[ゴマ|ごま]]
: 通常[[ごま油]]と呼ばれる食用油はごまを[[焙煎]]してから搾油したものである。サラダ油の場合は原材料を焙煎せずに搾油した上で精製しているので、ごま油の香味は無い。精製していない非焙煎の油は「太白油」とも呼ばれる。
; サフラワー([[ベニバナ|紅花]])
: [[リノール酸]]、[[オレイン酸]]の含有量が多い。
; [[ワタ|綿実]]
: サラダ油の王様といわれ、高価。非常にまろやかな味わいがある。
; こめ([[糠|米糠]])
: ビタミン類が豊富で優れた抗酸化作用を持つ。サラッとしている。[[こめ油]]の項参照。
; [[落花生]](ピーナッツ)
: [[オイスターソース]](カキ油)と共に[[広東料理]]に不可欠。
== 用途 ==
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