「稲葉陽」の版間の差分

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4組優勝。ほか校正。
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2008年4月、19歳でプロ入り。その1年目で10連勝と8連勝を各1回記録したが、[[金井恒太]]の11連勝にあと1つ及ばず、[[将棋大賞]]の連勝賞を受賞できなかった。
 
初参加の[[棋聖戦 (将棋)|棋聖戦]]となる第80期(2009年度)棋聖戦(2008年 - 2009年)において、タイトル経験者で[[順位戦|A級]]九段の[[谷川浩司]]、[[郷田真隆]]らを破り、8連勝(リーグ戦も無敗)で決勝トーナメント(ベスト8)に進出。さらに、元竜王でA級九段の[[藤井猛]]、谷川(2度目)を破って'''挑戦者決定戦に進出'''。しかし、[[木村一基]]に敗れ、[[羽生善治]]棋聖への挑戦権獲得と五段昇段のチャンスを逃した。2009年6月13日放送の[[囲碁・将棋ジャーナル]]に、羽生対木村の第1局の解説役として出演したが、木村が和服を着た対局で10戦全敗であることに[[室田伊緒]](聞き手役)が触れた際、「(自分との)挑戦者決定戦のときにも着てほしかった」と冗談を言った。
 
さらに、[[竜王戦]]では、初参加の第22期(2009年度)竜王ランキング戦6組(2008 - 2009年)で優勝し、本戦トーナメント入りを果たす。その一方で、[[新人王戦 (将棋)|新人王戦]]の初戦(2009年1月9日)で[[女流棋士 (将棋)|女流棋士]]の[[里見香奈]]に敗れ、女流棋士の対男性棋士勝利の最年少記録を献上してしまった。
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2010年度の第81期棋聖戦は、前期成績(ベスト4以上)により本戦にシードされる。準決勝で[[渡辺明 (棋士)|渡辺明]]に敗れたものの、またもベスト4入りし、次期のシード権は確保した。同年度、第69期[[順位戦]]C級2組では稲葉を含む5人が8勝2敗で終えたが、前期順位の差で昇級を果たし、これに伴い五段に昇段した。
 
第24期(2011年度)竜王戦5組で優勝し、2度目の本戦進出。翌第25期(2012年度)竜王戦4組でも優勝(準決勝進出に伴い3組昇級を内勝利時点で規させ、これ伴いより六段昇段した
 
== 棋風 ==
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== 人物 ==
* 第80期棋聖戦挑戦者決定戦で木村一基に敗れた後、2009年6月13日放送の[[囲碁・将棋ジャーナル]]に、羽生対木村の第1局の解説役として出演。その頃、木村が和服を着た対局で10戦全敗であることに[[室田伊緒]](聞き手役)が触れた際、「(自分との)挑戦者決定戦のときにも着てほしかった」と冗談を言った。
* 兄・稲葉聡も同じ井上門下で[[新進棋士奨励会|奨励会]]に在籍していたことがある。入会年度は1999年で陽より1年先輩であったが、2001年に3級で退会。その後アマチュアに転向し、第1回(2007年)、第3回(2009年)の[[朝日杯将棋オープン戦]]にアマチュア枠で出場し、第3回の開幕戦では陽との同時出場が実現した。2011年にはアマ竜王となり、平成23年度後期[[奨励会#三段編入試験|奨励会三段リーグ編入試験]]を受験した(結果は不合格)。
 
== 昇段履歴 ==
昇段規定は、''[[将棋の段級]]'' を参照。
* [[2000年]]9月 6級 = [[新進棋士奨励会|奨励会]]入会
* [[2005年]]2月 三段(2005年度前期から三段リーグ)
* [[2008年]][[4月1日]] 四段 = プロ入り
* [[2011年]][[3月8日]] 五段 ([[順位戦]]C級1組昇級)
* [[2012年]][[5月1日]] 六段 ([[竜王戦]]2期連続昇級 = 4組準決勝勝利時点
 
== 主な成績 ==
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== 関連項目 ==
* [[将棋棋士一覧]]
 
== 外部リンク ==
* [http://www.shogi.or.jp/player/kishi/inaba.html 日本将棋連盟 プロフィール]
 
{{日本将棋連盟所属棋士}}
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[[Category:将棋棋士]]