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|画像 = [[File:Blue borage flowers 2526205868 6b35bbac29 b.jpg|250px]]
|画像キャプション = ルリジサの花
|界 = [[植物界]]
|門 = [[被子植物門]]
|綱 = [[双子葉植物綱]]
|目 = [[シソ目 ]]
|科 = [[ムラサキ科]]
|属 = [[
|種 = '''ルリジサ'''
|和名 = ルリジサ
|学名 = ''Borago officinalis''
|英名 = Borage
}}
'''ルリジサ'''(
英名は'''ボリジ''' {{en|Borage}}(ポリジは誤り)。これは属名にもなった[[ラテン語]]名ボラゴ {{la|Borage}} に由来し、これはさらに[[アラブ語]]で「汗の父」(発汗作用を表す)を意味する語に由来する<ref>[[研究社]]『[[リーダーズ英和辞典]]』</ref>。あるいは一説に、[[イタリア語]]、[[フランス語]]で「綿毛」を意味する単語「burra」に由来する。
原産地は南ヨーロッパ。
== 用途 ==
=== 食用・薬用 ===
ルリジサの花は[[スープ]]や[[サラダ]]の付け合わせに用いられる。新鮮なルリジサは[[キュウリ]]に似た風味を持ち、[[セージ]]や[[パセリ]]、[[ミント]]と共にサラダの主要な素材の一つとして重宝した。治療にも用いられ、[[バンクスの本草書]]には[[腫瘍]]を消滅させる効果があると記載されている。
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その他、フランスではルリジサの葉と花を素材に作る煎じ薬が解熱への対策として作られ、効果を発揮している。また花をハチが好むため、[[蜂蜜]]の製造の手助けとしても栽培されている。
=== 染料 ===
ルリジサは美術においても重宝された。画家達は、ルリジサの花弁から採れる汁を使って[[マドンナブルー]]と呼ばれる色を作り、[[聖母マリア]]の衣服を塗った。
=== 油脂 ===
種子から抽出した油(ボリジオイル、ボラージオイル)は[[キャリアオイル]]や[[サプリメント]]として利用されている。
==出典==
{{Reflist}}
== 参考文献 ==
*ハーブ学名語源事典([[東京堂出版]])p.121
*西洋中世ハーブ事典([[八坂書房]])pp.
{{DEFAULTSORT:るりしさ}}
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