「レジリエンス (心理学)」の版間の差分

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'''レジリエンス'''(resilience)は「精神的回復力」「[[抵抗力]]」「[[復元力]]」「[[耐久力]]」などとも訳される心理学用語である。[[心理学]]、[[精神医学]]の分野では訳語を用いず、そのままレジリエンス、またはレジリアンスと表記して用いることが多い。「脆弱性 (vulnerability) 」の反対の概念であり、自発的治癒力の意味である。
 
== 概要 ==
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その「レジリエンス因子」には「自尊感情」「安定した愛着」から「[[ユーモア]]のセンス」「楽観主義」「支持的な人がそばにいてくれること」まで含む。
 
国内では[[小塩真司]]らによる研究もあり、レジリエンスは「新奇性追求」「感情調整」「肯定的な未来志向」の3因子で構成され、また苦痛に満ちたライフイベントを経験したにも関わらず[[自尊心]]が高い者は、自尊心が低い者よりもレジリエンスが高いとする<ref>[[#小塩真司2002|小塩真司2002]] pp.57-65</ref>。
 
以上レジリエンスを構成する要素は多く、かつ極めて複雑な相互関係を持つ。