「コンタクト (映画)」の版間の差分
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[[SETI]]プロジェクトの研究者エリナー・アロウェイ(愛称エリー)は[[アレシボ天文台]]で探査と研究をしていた。しかし先の見えないSETIプロジェクトに対し懐疑的な天文学の権威ドラムリンによってエリーのチームは研究費とアレシボの利用権を打ち切られ、研究は中断を余儀なくさせられてしまう。
エリーは独自の資金源を求め各企業を渡り歩き、ついにハデンというスポンサーを得ることに成功する。こうして[[ニューメキシコ州|ニューメキシコ]]の[[超大型干渉電波望遠鏡群]]を独自の資金で渡りをつけ探査を再開したある日、彼女は遂に[[ベガ|ヴェガ]]から断続的に発信し続けられる有意な電波信号を受信。チームは色めき立ち、早速その解析を進めるが、
エリーとパーマーは親しくなるが、パーマーが神を信じていることを語ると、実証主義のエリーはそれを[[オッカムのかみそり]]を例に一笑に付す。パーマーは、愛する父親を幼くして失ったエリーに、父親を愛していた証拠はあるのかと問いかける。
ハデンの助言によりエリーはメッセージの解読に成功。メッセージに含まれる設計図をもとにヴェガへの移動装置が建設される。しかし乗組員として選ばれたのは、神の存在について[[実証主義]]の立場から否定したエリーではなく、表向きに神の存在を認めたドラムリンであった。しかし動作テストの日、カルト宗教家の[[自爆テロ]]によりマシーンは破壊され、ドラムリンも死亡する。▼
▲ハデンの助言によりエリーはメッセージの解読に成功。メッセージに含まれる設計図をもとにヴェガへの移動装置が建設される。
失意のエリーのもとに、ハデンから[[北海道]]で極秘に建造されていたマシーン2号機の存在が知らされ、乗組員として誘われる。エリーが乗り込むと、[[ワームホール]]を経由しヴェガにたどり着く。エリーはそこで父親を見つけるが、ただ父親の容姿をした異星人であることに気づく。彼らはそこで何億年もの間[[知的生命体]]とコンタクトを取っているのだといい、エリーは地球に送り戻される。
ラストのニューメキシコでエリーが子供たちと談笑するシーンでは、背景に映る電波望遠鏡群がCG合成にて現実よりも多く配置されている(LD版オーディオコメンタリーより)。エリーが経験した地球外知的生命との接触の真偽について、作中では政府の公式見解が明確にされていないが、少なくとも以前よりも宇宙観測の環境が整う結果につながったことを控えめに示唆している。▼
地球に到着したエリーは、発射時刻から全く時が経っていないことに気づく。制御室の人々も、実験は失敗したと勘違いしていた。エリーが身に着けていたカメラにはノイズのみで他は何も写っておらず、エリーの話を聴いた政府はエリーが妄想を言っていると信じようとしない。しかし後の報告書で、カメラはノイズしかなかったものの、18時間もの間録画されていることが判明した。
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== キャスト ==
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