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[[2010年]][[4月9日]]、敵地タイ・サムットプラカーンに乗り込み、暫定王者[[ノンムアイ・ゴーキャットジム]]との王座統一戦に挑み、3-0(97-94、96-95、97-95)の判定で勝利して王座吸収を果たすとともに4度目の防衛(JBC女子公認後初の海外防衛)に成功。
 
2010年[[10月2日]]、敵地[[メキシコ]]・[[グアダラハラ (メキシコ)|グアダラハラ]]でシルバー王者[[イルマ・サンチェス]]と5度目の防衛戦に挑む。この試合は交渉がまとまらず、WBC本部で入札が行われ、サンチェス側が42,000ドルで落札したと伝えられている。完全アウェーかつ海抜1500mの高地で行われる指名試合という不利な条件ながら3-0(99-91、97-93、99-93)の判定勝ちで5度目の王座防衛に成功。2度の海外防衛は男子を含めても初。この試合は同年度の女子年間最高試合に選ばれ、2年ぶりの女子最優秀選手とダブル受賞となった。なお、同地では1週間後に[[石田順裕]]のタイトルマッチも行われた。また、サンチェスは次の試合で[[国際ボクシング連盟|IBF]]王座を獲得している。
 
[[2011年]][[5月8日]]<ref group="注釈">当初は[[3月12日]]に予定されていたが、前日の[[東北地方太平洋沖地震]]の影響で延期となった。</ref>、2年ぶりの地元での試合として後楽園ホールにて、15位の[[ジュジース・ナガワ]]([[フィリピン]])相手に6度目の王座防衛戦に挑む。この試合は小関桃のWBC女子世界[[アトム級]]王座6度目の防衛戦及び[[藤岡奈穂子]]のWBC女子世界ミニフライ級王座挑戦と併せた史上初となる「[[トリプル世界戦|トリプル女子世界戦]]」のセミファイナルとして行われた。試合は5回1分32秒、富樫のストレート連打でナガワが戦意喪失となったところでレフェリーストップ。TKOで勝利し、6度目の王座防衛を果たす。