「木下一雄」の版間の差分
日本の教育学者
削除された内容 追加された内容
(相違点なし)
|
2012年8月5日 (日) 05:43時点における版
木下一雄(きのした かずお、1890年5月27日-1989年5月26日)は、教育学者。 東京出身。木下順庵の子孫。東京帝国大学卒。文部省督学官、東京女子師範学校附属主事、東京第一師範学校校長、1949年東京学芸大学学長。日本教育大学学会会長。東京都教育委員会委員長、学校教育研究所所長。
儒教風道徳教育を是とし、日教組と対立した。
著書
- 『女子の哲学』新生社、1922
- 『哲学 知を愛するもの』婦人文化協会、1925
- 『西洋家族史』目黒書店 1928 茗渓会パンフレツト
- 『現代哲学要論』培風館、1929
- 『幼稚園実際的保育学』東京保姆専修学校出版部、1930
- 『希臘倫理史』目黒書店、1933
- 『新倫理学概論 附篇・カント哲学梗概』明治図書 1935
- 『日本道徳学』培風館、1937
- 『武教主義教育』培風館、1940
- 『教育倫理学』東洋館出版社 1953
- 『現代道徳教育の展開』新思潮社 1957
- 『易学実践教本』実業之日本社 1970
- 『若き母に贈る 教育に愛と,意気と,そして英知を』三晃書房 1973
- 『真人間・幸福への招待 人間の尊厳尊き人生!』日本カルチャーセンター 1985
- 『新講易経 人間性の開発・人格の完成』野間教育研究所 1989
共著・編
- 『地理教授の実際案 教案中心』山本幸雄共著 弘道館 1917-19
- 『道徳教育に統合せる生活記録の学級経営』編 牛山堂、1936
翻訳など
- ワルター・クルーゲ『新独逸の教育詩情より導かるゝ修身教授』訳著 モナス、1924 世界教育教授新潮叢書
- シヨーペンハウエル『人間相愛の道徳 原名・道徳の基礎』教育研究会、1924
- ホルマン『丁抹の国民教育と国民大学』永野芳夫編 モナス、1926 世界教育教授新潮叢書
- ヒユエイ読方の心理学』モナス、1927
- 木下順菴『錦里文集 前編』校訳 1953 岩波文庫
参考
- [1]
- 木下一雄「教育は日教組のものではない」経済往来 1958-10