「遮蔽装置」の版間の差分
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== スタートレックの遮蔽装置 ==
当初は「偽装装置」「透明偽装装置」と訳されていたが現在は本項の通り「遮蔽装置」と訳されている。SFテレビドラマ『[[スタートレック]]』シリーズの遮蔽装置は[[重力レンズ]]効果を用いたものである(ただし、『[[宇宙大作戦]]』当初の遮蔽装置は、逆位相電磁波を用いた、根本的に別のしくみによるものである)。簡単に説明すると、遮蔽シールドに入射してくる[[素粒子]]や可視光線を含む[[電磁波]]などを、[[重力波 (相対論)|重力波]]からなる遮蔽シールドの面に沿って正確に誘導し、反対側に放つ。これにより、光が遮蔽したものを素通りしたかのように見える、つまり、遮蔽しているものが見えなくなるというしくみである。しかし、比較的初期のものは精度が低く、背後の天体などがゆがんで見えてしまう問題があり、映像で外部の景色を確認することにより、見破ることも出来た
『宇宙大作戦』劇中に登場した偽装装置は、直径50cm程度の発光する球体であり、大人1人で抱えて運搬することができる。また、小改造を施すだけで連邦艦でも装備・運用でき、策を弄してロミュラン艦に潜入したカークがこれを奪取、その足でエンタープライズ号に装着使用して逃走に成功している。
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しかし『[[スタートレックVI 未知の世界]]』では、遮蔽装置(当時の表記はまだ「透明偽装装置」)の作動中にも砲撃できたり、防御シールドの使用可能なクリンゴン戦闘艇『ダグロン』が登場する。このときには技術も向上し、景色のゆがみで見破ることも出来ないほどになっている。この戦闘艇の遮蔽装置を見破るには、超高感度スキャナーを持つU.S.Sエクセルシオールの到着を待たなくてはならなかったが、エクセルシオールの到着以前にスポック副長はエンタープライズのセンサーで、『ダグロン』のインパルス・エンジンのイオン排気をキャッチし、スポック副長とマッコイ艦医は[[光子魚雷]]にイオンセンサーを取り付ける改造を施し、『ダグロン』への魚雷の直撃に成功。そこへさらにエンタープライズとエクセルシオールの攻撃を受け、『ダグロン』は完全に破壊された。この戦闘艇は試作機の『ダグロン』1機のみであったため、『ダグロン』の遮蔽装置の技術は不明なままとなってしまった。
それでも、24世紀
遮蔽装置は[[ロミュラン人]]が開発したものであり、主にロミュラン帝国と、ロミュランと短期間のみ同盟関係であり、その間に技術交換を行った[[クリンゴン人|クリンゴン]]帝国が使用している。彼らの戦艦である[[ウォーバード]]や[[バード・オブ・プレイ]]には標準装備されているため、基本的に彼らの船は緑色をしている。ただし初期のロミュランのバード・オブ・プレイは白色のもののある。なおTNGシリーズにおいて、ロミュランは技術供与した遮蔽装置(の改良版)を使用したクリンゴン戦艦を探知出来ていない
また次世代の遮蔽装置として「物質の位相をずらし、通常空間とは少しだけずれた世界に移動する」ことで、センサーによる探知を防ぐ遮蔽装置も作中に登場する
惑星連邦は22世紀中ごろに勃発したロミュラン戦争後、ロミュランと締結したアルジェオン条約で遮蔽装置の不保持を決定している<ref>新スタートレック「
なお反陽子スキャンを利用することにより、[[U.S.S.ディファイアント]]の遮蔽(=ロミュランの遮蔽)を見破ることが出来る模様である
== スター・ウォーズのクローキング装置 ==
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