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sty, copyedit 町女房について
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[[Image:Edo_Fukagawa_1.JPG|thumb|江戸後期の江戸深川([http://www.kcf.or.jp/fukagawa/ 深川江戸資料館])]]
[[Image:Edo_Hibachi.JPG|thumb|商家の室内(深川江戸資料館)]]
'''町人'''(ちょうにん、まちにん)は、[[江戸時代]]に[[都市]]に居住していた[[職人]]、[[商人]]の総称である。
 
== 略歴・概要 ==
'''町人'''(ちょうにん、まちにん)とは、[[江戸時代]]に[[都市]]に居住していた[[職人]]、[[商人]]のこと。江戸時代前期に、[[身分制度]]([[士農工商]])が成立し、末端の工商の部分にあてられた。このことにより職業的に[[農業]]との分離が促進され、より専門性が高まった。
 
身分的には下層社会であったが、優れた技術力と豊富な資金量は武士を圧倒する面もみせ、独自の都市文化(町人文化)の形成発展に寄与した。
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戦後の[[実証主義]]的歴史研究においては町人・職人・商人など近世の社会集団に関する研究が進展する。1975年には[[中井信彦]]『町人』小学館「日本の歴史」において体系的な町人論が展開され、1980年代以降には中世史分野における[[網野善彦]]や[[桜井英治]]らの商職人研究とも相互に関係して、[[吉田伸之]]、[[塚田孝]]らの[[都市史]]研究の進捗に伴い町人研究が進展した。
 
== 女性 ==
'''町女房'''(まちにょうぼう)は、[[江戸時代]]の[[都市]]([[町方]])、町人の家([[町家]])に住む[[女性]]の総称である<ref name="jisen_町女房">{{Kotobank|町女房|2=デジタル大辞泉}}、2012年8月9日閲覧。</ref>。
 
町方とは、[[村方]]・[[山方]]・[[浦方]]に対する「都市性」、[[武家]]・[[社寺]]に対する「民間性」、[[遊里]]に対する「現世性」を意味する語であり<ref name="jirin_町方">{{Kotobank|町方|2=大辞林 第三版}}、2012年8月9日閲覧。</ref>、町女房とはつまり、江戸時代の都市の民間に住む一般女性を指す<ref name="jisen_町女房" /><ref name="jirin_町方" />。[[山岸荷葉]]の小説『町女房』(1906年)は、江戸時代の都市生活の延長線上にある明治時代の都市女性を描いたものである<ref>山岸、p.1-2.</ref>。
 
== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
{{Reflist}}
 
== 参考文献 ==
* 『町女房』、[[山岸荷葉]]、[[春陽堂]]、1906年7月
 
==関連項目==
* [[元禄文化]]
* [[化政文化]]
* [[町奴]]
 
== 外部リンク ==
* [http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/888263 町女房 山岸荷葉] - [[近代デジタルライブラリー]]
 
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