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[[画像:Magicink20100912b.JPG|thumb|right|200px|マジックインキ]]
*'''[[マジックペン]]'''(正確な商品名は'''[[マジックインキ]]'''。略称は'''マジック''')
:耐久性に優れた油性インク(マジックインキ)を使用し日本で最初に登場したマーキングペン(またはマーカー)。ペン先にはフェルトを使用している。[[寺西化学工業]]から{{和暦|[[1953}}年]](昭和28年)に発売された。ガラス・プラスチック・布・皮・木材・金属・陶器などあらゆるものに描くことができる。現在では、この特長を持つ油性マーカー全般のことを「マジック(またはマジックペン)」と呼ぶことがある。
:なお、商品名「マジックインキ」の[[登録商標]]は、発案した[[内田洋行|株式会社内田洋行]]が保有している<ref>『世界レベルの大阪ええもん』 ,エイムック 1387, ISBN:978-4-7779-0797-7</ref><ref>商標登録 日本第505150号ほか。商標名は「マジックインキ」</ref>。また本家のマジックインキは、インクを補充したり、ペン先を交換することができる。
 
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*'''[[サインペン]]'''
:紙への筆記に特化し、ペン先に合成繊維または合成樹脂を使ったペンの総称。もともとは[[ぺんてる|ぺんてる株式会社]]の[[登録商標]]<ref>商標登録 日本第761981号、商標名は「PENTEL Sign PEN(ペンテルサインペン)」</ref>(商品名)であったが、普及するに連れて一般名詞化した。
:従来のペン先の素材であるフェルトでは、太い字しか書けなかったが、これをアクリル繊維のペン先を用いることにより細字を書けるようにした。当初は油性インクを使った「ぺんてるペン」が{{和暦|[[1960}}年]](昭和35年)に発売されたが、油性では紙に滲み裏移りしてしまうため、これらの欠点を改良し水性インクを用いたものが「ぺんてるサインペン」として{{和暦|[[1963}}年]](昭和38年)に発売された。現在、本家のぺんてるサインペンは筆記線幅0.8mmであるが、[[サクラクレパス]]の極細サインペンは筆記線幅約0.3mmと様々なタイプが発売されている。
 
*[[蛍光ペン|'''ラインマーカー、蛍光ペン、蛍光マーカー''']]
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==日本での歴史==
{{和暦|[[1953}}年]](昭和28年)に寺西化学工業が、実用的な油性マーキングペン「マジックインキ」を発売し、その他の筆記具メーカーも追従するように油性マーキングペンの販売を始めた。その中から、ただの模倣ではなく改良や工夫を凝らした派生商品が登場していくことになる。寺西化学工業のマジックインキは当初は黒、赤、青の3色だったが、それ以外の色を用意したり、ペン先を細くした商品が登場した。
{{和暦|[[1963}}年]](昭和38年)に発売されたぺんてるの「ぺんてる サインペン」ではインクを油性から水性に変え紙への筆記に特化した。その後の普及によって「サインペン」というジャンルを確立し普通名詞化となる。1960年代後半にはホワイトボードが発売され、ホワイトボードマーカーが誕生する。(ホワイトボード自体が一般に普及するのは1980年代)。1970年代前半には毛筆風の文字を書くための「筆ペン」、1970年代には蛍光インクを使った「蛍光ペン」が登場した。1980年代に入ると極細字の「ミリペン」や、1990年代には油性インクに代わる水性顔料インクを使ったマーカーが登場している。
 
==海外では==