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=== 2010年代 ===
[[2010年の野球|2010年]]は城島、マートンなどの新加入選手を加え、新井、鳥谷、平野、ブラゼルなどの主力、[[久保康友]]、[[ジェイソン・スタンリッジ]]などの先打棒が威力を発陣、久保田、藤川揮。8月には1試合22得点（球団記録更新）挙げるなどのリリーフ陣、[[秋山拓巳]]、[[西村憲]]、[[鶴直人]]、[[藤川俊介]]などの若手選手の活躍で躍進を遂げ、打線においては1リーグ時代を除けば球団最高のチーム打率.290、3割打者5人と90打点以上も同じく5人ずつという記録を残している。一方で、投また若手野手陣の怪我や不調が重なり合って先発・中継ぎ共に安定感がなく[[藤川俊介]]、主砲の金[[上本が博紀]]、[[前田大和|大和（前田大和）]]を起用し、走塁面でも攻撃力につなげた。しかし開幕前に負傷した主砲の金本はフルイニング出場が途切れ、復帰後も攻守での問題点を見せた。一方、投手陣では久保田、藤川などのリリーフ陣、[[久保康友]]、[[ジェイソン・スタンリッジ]]などの先発陣は好調でも、岩田、能見の怪我離脱や、安藤、下柳、福原の不調が重なった先発陣のコマ不足に陥る見舞われた。[[鶴直人]]、[[西村憲]]、高卒ルーキーの[[秋山拓巳]]などの問題面若手投手を抜擢するもあっ先発・中継ぎは安定感に欠けた。前半戦は巨人との首位争いを繰り広げたが、後半戦になって追い上げてきた中日もまで加えてわわり、9月には三つ巴の熾烈な首位争いが展開された。9月には、阪神にも一時的にマジックが点灯したこともあったが。しかし、前述の投手陣の不調により最終的には中日に優勝をさらわれ、阪神は2位で終わった。初めて甲子園で行われた[[2010年のセントラル・リーグクライマックスシリーズ|クライマックスシリーズ]]第1ステージを初めて甲子園で迎えた巨人と対戦したがでは連敗を喫して敗退する。オフにはFAで[[小林宏之 (野球)|小林宏之]]と[[藤井彰人]]を獲得する一方で、長らく正捕手を務めた矢野が引退し、[[星野仙一]]シニアディレクターが、楽天の監督に就任するため退団した。
[[2011年の野球|2011年]][[3月11日]]に発生した[[東日本大震災]]の影響で、開幕日が当初の3月25日（[[明治神宮野球場|神宮球場]]での対ヤクルト戦）から4月12日の[[阪神甲子園球場|甲子園]]での対広島戦に変更となり、阪神にとって[[1993年]]以来18年ぶりの甲子園開幕戦となった。更にこの試合に勝利し、[[1971年]]以来40年ぶりの甲子園での開幕戦勝利を挙げた。開幕当初は先発陣の安定した活躍で上々の滑り出しをしたものの、打線が不調に陥り、開幕時に勝利の方程式として計算していた久保田と小林宏の不振もあり、交流戦半ばで最下位に加えて最大11の借金を抱えた。その直後の6月8日から、代打出場が主だった関本をスタメン起用し、負傷した城島に変替わり[[藤井彰人]]を正捕手として起用し始めたことでチーム状況が好転する。不振だった各打者も復調し、投手では、先発の[[ランディ・メッセンジャー]]が、能見と並ぶ12勝でチームの勝ち頭になると、中継ぎではベテランの福原、若手の[[小嶋達也]]、西村、セットアッパーでは新人の[[榎田大樹]]が定着し、藤川と[[渡辺亮]]を加えた新たな勝利の方程式が完成するなど徐々に投打が噛み合うようになる。何度か主力選手の離脱もあったが、[[上本博紀]]、[[柴田講平]]，[[前田大和|大和（前田大和）]]などの若手選手の起用や活躍もあり、月間成績も6月8日以後の6月、7月、8月と連続で勝ち越すなど着実に勝利を重ね、8月終了時には借金を完済し、2位にまで浮上する。しかし、9月に入るとそれまで好調だった投手陣が安定感を失い、それまでに対戦成績の良かった首位ヤクルト相手に6連敗を喫するなど、球団ワースト記録を更新する6カード連続での勝ち越し無しの記録を作り一気に失速してしまい、4位で終わり、る。真弓監督は辞任、後任は和田豊。この年、下柳、桜井、葛城らが退団している。
[[2012年の野球|2012年]]、阪神球団設立以来初めてキャプテン制度（野手と投手にそれぞれキャプテンを置く）を導入。野手に[[鳥谷敬]]、投手に[[藤川球児]]がそれぞれ就任。4月こそ一時的に首位に立つも、開幕から投手陣の不調と貧打で投打が噛み合わず、徐々に減速。交流戦後のレギュラーシーズンに戻った6月下旬から失速し、7月に入った途端6連敗。借金10の5位で前半戦をターン。後半戦に入ってもオールスター休みを挟んだ7連敗など浮上の兆しを見せぬ戦いで、借金を膨らませ続けた。特に宿敵巨人に8連敗、敵地[[東京ドーム]]で9連敗するなど『伝統の一戦』とは程遠い試合をしている。
== チーム成績・記録 ==
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