「レジェンド/光と闇の伝説」の版間の差分
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『'''レジェンド / 光と闇の伝説'''』(原題:{{en|''Legend''}})は、[[1985年の映画|1985年]]製作の[[アメリカ合衆国の映画|アメリカ映画]]。[[北欧神話]]を題材としたファンタスティック・アドベンチャーである。
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== 解説 ==
『[[エイリアン (映画)|エイリアン]]』『[[ブレードランナー]]』で高い評価を受け、注目を浴びたリドリー・スコット監督によるファンタジー作品。監督自ら手がけた舞台美術と、一級の特殊メイクで作り上げられたクリーチャーたち。若手俳優として人気急上昇中だったトム・クルーズや、本作がデビュー作となったミア・サラの起用など、ハリウッド映画としての話題性は高かった。しかし映画そのものは単調で盛り上がりに欠けるストーリー展開と演出が目立ち、低い評価と興行的失敗に終わる。本作の失敗により、リドリー・スコットは暫く雇われ監督の身となったことでも知られる。
== 外部リンク ==
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* {{Movielink|kinejun|9754 |レジェンド / 光と闇の伝説}}
* {{Movielink|allmovie|28828|Legend}}
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劇場公開時には2種類のバージョンがあり、1つは当初の予定通りにジェリー・ゴールドスミスによる格調高い音楽が付けられた「国際版」。そしてもう1つはタンジェリン・ドリームによるロック音楽が付けられた「アメリカ公開版」である。後者は「若者向けにアピールした方が良い」と、当時の[[ユニバーサル映画|ユニヴァーサル]]会長だった[[シドニー・シャインバーグ]]の直言を受け入れたもので、何も知らされずに音楽を差し替えられたゴールドスミスはこれに激怒。『エイリアン』でもリドリー・スコットによって勝手に曲を差し替えられた経緯もあり、以後ゴールドスミスはスコットと組まなくなる。後にスコットが業界紙「ヴァラエティ」1面を買い取ってゴールドスミスに謝罪広告を出すまでに至ったが、ゴールドスミスは「何で許さなくてはならないのだ」と反論広告を出し、決裂したままとなる。この事件は、映像面でのセンスは抜群なものの、音楽面でのトラブルが絶えないリドリー・スコットらしいものと言える。
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