「国際標準模式層断面及び地点」の版間の差分

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句読点再調整。要所にコメント。数値記載ミスを修正。
加筆。公的な出版物の例示。リンクの微修正。
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:*露頭の保護・保全のための対策が行われていること
:3) 一次・二次指標
:*GSSPを特徴づける対比指標には、最も重要な地質学的事件(特定の化石種の出現など)を充てること
:*他の一次指標および二次指標を示すこと
:*[[火山灰]]層や天文学的周期性([[ミランコビッチ・サイクル]]など)により数値年代が決定可能であること
:*地域的な対比や世界的な対比が示されること
:4) 選定過程の概要の提示
:5) 公式な出版物(IUGSの季刊誌''[[:en:Episodes (journal)|Episodes]]''、でなければICSの季刊誌''[[:en:Lethaia|Lethaia]]''など適切な科学雑誌)への掲載
:5) 公式な出版物への掲載
 
 
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== 国際標準層序年代 ==
<!-- {main|Global Standard Stratigraphic Age}} -->
GSSPは、保存状態のよい地質断面と鍵となる事変によって設定されるため、時代を溯るにつれて策定は困難となる。特に[[先カンブリア時代]]以前は化石記録が欠如し、当時形成された[[堆積岩]]自体が少なく、強い[[変成作用]]や擾乱を受けているなど、当時を知ることのできる情報に乏しい。そのため、先カンブリア時代層序小委員会では、100万年 ([[MA#Ma_2|Ma]]) 単位の年代数値によって細分を行うことを勧告し、これを受けてIUGSは1990年に'''国際標準層序年代''' (Global Standard Stratigraphic Age, '''GSSA''') を批准し、これによって地質時代を区分している。<ref name="JGS" /><ref>{{Cite book|和書|author= J. G. オッグ|coauthors= G. M. オッグ・F. M. グラッドシュタイン|translator= 鈴木寿志|title= 要説 地質時代|origyear= 2008|year= 2012|publisher= 京都大学学術出版会|pages=24-26}}</ref>
 
== 脚注 ==