「コンビニエンスストア」の版間の差分

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[[セブン-イレブン]]などの一部店舗では、正面のガラス窓に[[シャッター]]が設置されており、[[台風]]などの[[災害]]時<ref>[http://www.qab.co.jp/01nw/08-12-25/index9.html 2008琉球の変CHANGE 「環境」この一年(Web Site-ステーションQ ニュース-気象情報)] [[琉球朝日放送]] [[2008年]][[12月25日]]</ref>や[[暴動]]発生時など近隣での非常事態発生時や、電気設備の点検・改修時<ref>電気設備の点検などでブレーカーを遮断するとレジやストアコンピュータが使用できなくなるため、この場合、一時的に営業を休止する必要がある。</ref>などには一時的に閉める事が可能である。また、出入り口は内外両方向に引く[[観音開き]]が多く、[[自動ドア]]を導入している店舗は初期投資やメンテナンスコストの都合などから比較的少なかったが、近年に新規開店した店舗では[[バリアフリー]]推進の観点から、以前は自動ドアの店舗が無かったコンビニチェーンの店舗でも導入するケースが増えている。同様に、最近の店舗にはバリアフリー対応型トイレを設置している店舗も多い。また、[[大学病院]]や[[総合病院]]などの大型医療機関が近隣にある店舗を中心に[[オストメイト]]対応トイレを持つものも見られる。
 
チェーンによっても割合は異なるが、全体的に見た場合、敷地や店舗建物は賃借していされるケースが多く主流で、店舗オーナーが敷地や建物のオーナーを兼ねるケースは、元々が[[酒屋]]や[[日用品]]店として土地を自前で所有していた既存店舗転業型の店舗を例外とすれば少ない。ただし、稀にではあるが、経営効率改善などを目指したり貸主側の事情などから、コンビニ店舗のオーナーが賃借していた土地建物を買収すること見られる。
 
;店舗閉鎖後の建物
なお、コンビニエンスストアが完全閉店して立ち退いた後の建物については、撤去する場合とそのまま残されて転用される場合があり、多くは建物所有者の意向と建物の状態が勘案されて決まってくる。元コンビニエンスストアの軽量鉄筋プレハブの建築物が貸店舗として再利用されるケースは極めて多く、[[飲食店]]・[[理髪店]]・[[コインランドリー]]を始め実に数多くの業種の店舗や、企業・[[政治家]]の[[事務所]]など多種多様な[[テナント]]が入っている。ビルなどの建物内のテナント店舗の場合にも原状回復が行われた後に新たなテナント入居希望者を募るのが基本である。
コンビニエンスストアが営業を終了し、閉鎖(完全閉店)して立ち退いた後の店舗跡については、撤去する場合とそのまま残されて転用される場合があり、多くは建物所有者の意向や建物の状態、築年数、[[減価償却]]の問題など幾つもの要素が勘案されて決まってくる。
 
上述の通り日本のコンビニエンスストアの店舗建物には軽量鉄筋プレハブの簡易建築が多いが、コンビニチェーンのフランチャイズ契約は初期は15年、現在でも10年程度が基本であり、建物の減価償却・[[建築基準法]]・[[耐震基準]]などの観点からも、標準的なコンビニエンスストアの営業期間を超える長期間の使用を前提とした耐久力への配慮がなされている。しかし、減価償却が終わっていない建物でも施工不良、店舗営業中の度重なる改造や[[メンテナンス]]の手抜かりなどが要因となって状態不良となるなどして、コンビニエンスストアの閉店・退去後に間を置かずに撤去されることも見られる。
交通量のあるバイパス道路の沿道では、長年の時間の経過と共にコンビニエンスストアの建設・開店・閉店が幾度と無く繰り返され、閉店後の建物だけが残り貸店舗などとして供された結果、使用されている店舗・空き店舗を含めて数十軒もの“現役コンビニ”と“コンビニ跡”の建物が乱立していることも多い。
 
コンビニエンスストアの店舗閉鎖後の建物が貸店舗として再利用されたケースは枚挙に暇がなく、[[飲食店]]・[[理髪店]]・[[コインランドリー]]を始め実に数多くの業種の店舗や、企業・[[政治家]]の[[事務所]]など多種多様な[[テナント]]が入っている。ビルなどのテナント店舗の場合にも原状回復が行われた後に新たなテナント入居希望者を募るのが基本である。また、その後の入居者も必要最小限度の改装だけで済ませ、建物の外観についてはコンビニエンスストア当時の様態を残したまま使用することも多く、外壁の特徴などからかつてのコンビニエンスストアの所属チェーンが比較的容易に判別できることも多い。
 
ただ、いずれにしてもコンビニエンスストアの店舗は各チェーン毎の個性が強い上、現在では大半のチェーンで機器・[[什器]]類が各社専用仕様品の[[リース]]であり閉鎖されると即時撤去・返却され、店内が“もぬけの殻”になるため、後継テナントがどの様な業種でもコンビニエンスストアからの[[居抜き出店]]は皆無に等しい。コンビニエンスストアの跡地に競合チェーンのコンビニエンスストアが新規出店することもあるが、独立した建物である場合には一度完全に[[更地]]に戻してから、あらためて自チェーンの仕様で新規に建てることが一般的である。
 
交通量のあるバイパス道路の沿道などでは、長年の時間の経過と共にコンビニエンスストアの建設・開店・閉が幾度と無く繰り返される。既存店舗が建物・駐車場の拡張のため同じ街道沿いの近隣地に移転することも多い。また舗閉鎖に残された多くの建物だけが残存し貸店舗などとして供された結果ており使用されして大都市圏などでは、長年月の経過の末に数[[キロメートル|キロ]]程度の区間に営業中の店舗・空き店舗を含めて数十軒もの“現役コンビニ”と“コンビニ跡”の建物が乱立してい状態も多いなる
 
==== 駐車場 ====