「兵務局 (ドイツ陸軍)」の版間の差分

'''兵務局'''（へいむきょく、{{lang-de-short|Truppenamt}}、{{lang-en-short|Troop officeOffice}}、隊務局、軍隊局とも訳される）は、[[第一次世界大戦]]に敗れ、[[ヴェルサイユ条約]]を受け入れて軍備を10万人に制限され、[[参謀本部]]の保有を禁止されたドイツ陸軍（[[ヴァイマル共和国軍]]）が設けた組織。彼らは兵務局の名の下に優秀な軍人を集め、参謀本部機能を温存した。つまり、兵務局とは[[ヴェルサイユ条約]]で禁止された旧[[プロイセン参謀本部]]の偽装名称である。

[[1935年]]のヴェルサイユ条約破棄・再軍備宣言と共に兵務局の名称は堂々と'''参謀本部'''に戻される。