「神社建築」の版間の差分

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床を高く張ることについては、本来、土間を基本とする寺院建築と対照的である(奈良時代の仏堂や禅宗様の建物は中国の建築と同様に床を張らない)。<!--{{要出典|寺院建築は土間を基本とするのか?}}。--->
 
瓦を用いないことについては、明らかに瓦葺きの仏教建築との差異を意識し、もしくは仏教建築を忌避したものであるといえる。神社の屋根は基本的に植物材で葺くが([[檜皮葺]]や[[杮葺]])、近世になると[[銅板葺]]も用いられるようになった。ただし例外的に、本殿に[[瓦葺]]を用いる場合もなくはない(たとえば、沖縄の神社は伝統的な[[沖縄赤瓦|赤瓦]]を用いる)。<!--ノート参照--->土壁を用いないことについても同様である。
 
装飾が質素なことは、上古の日本建築の様式を固定化した結果であるといえる。日本固有の神の住まいであるので、仏教とは異なることを意識し、日本に伝統的な建築の意匠を取り入れている。